白鳩 Research Memo(3):売上高は前年同期比13.3%増、純利益は同64.6%と大幅な増収増益で着地
[16/05/11]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業績動向
(1)2016年8月期第2四半期決算
白鳩<3192>の2016年8月期第2四半期は、売上高2,270百万円(前年同期比13.3%増)、営業利益107百万円(同57.2%増)、経常利益107百万円(同60.9%増)、四半期純利益66百万円(同64.6%増)と増収増益で着地した。
四半期ごとの推移を見ると、第2四半期(単独)において、売上高の伸びが減速している。これは暖冬の影響でピーク月である12月の売上高は前年同月比5%減となったためだ。この点は想定外のマイナスであったが、第1四半期のW11商戦での上振れもあり、第2四半期累計としては計画通りとなった。
同社は新規顧客獲得数とリピート率をKPI(重要経営指標)としている。新規顧客獲得数は、今第2四半期はWebサイト全体で前年同期比18.0%増と順調に拡大した。自社サイトはマイナスとなっているが今4月にリニューアルサイトをローンチしており、今後の回復が期待される。
リピート率は今第2四半期に大きく低下した形となっている。これはTmallでの新規顧客急増の影響であり、これを除いたベースでは22.9%だ。新規顧客拡大とリピート率は相反する側面があるが、新規とリピートを合わせた年間購入客数の持続的な拡大こそが重要であるというのが弊社の考えだ。リピート率は結果の1つに過ぎず、年間購入客数が成長している限りは一定数のリピート率は保たれると期待され、短期的な変動について過度に反応する必要はないと考えている。
販管費は、絶対額は前年同期の753百万円から今第2四半期は831百万円に増加したものの、売上高の増加により売上高販管費率は1%ポイント低下した。費目の構成比は大きく変わっていないが、販促費用において、前年同期は価格競争対応に費用がかかったが、今第2四半期はサイト強化費用に投資するなど、質的には大きな変化が生じている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
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(1)2016年8月期第2四半期決算
白鳩<3192>の2016年8月期第2四半期は、売上高2,270百万円(前年同期比13.3%増)、営業利益107百万円(同57.2%増)、経常利益107百万円(同60.9%増)、四半期純利益66百万円(同64.6%増)と増収増益で着地した。
四半期ごとの推移を見ると、第2四半期(単独)において、売上高の伸びが減速している。これは暖冬の影響でピーク月である12月の売上高は前年同月比5%減となったためだ。この点は想定外のマイナスであったが、第1四半期のW11商戦での上振れもあり、第2四半期累計としては計画通りとなった。
同社は新規顧客獲得数とリピート率をKPI(重要経営指標)としている。新規顧客獲得数は、今第2四半期はWebサイト全体で前年同期比18.0%増と順調に拡大した。自社サイトはマイナスとなっているが今4月にリニューアルサイトをローンチしており、今後の回復が期待される。
リピート率は今第2四半期に大きく低下した形となっている。これはTmallでの新規顧客急増の影響であり、これを除いたベースでは22.9%だ。新規顧客拡大とリピート率は相反する側面があるが、新規とリピートを合わせた年間購入客数の持続的な拡大こそが重要であるというのが弊社の考えだ。リピート率は結果の1つに過ぎず、年間購入客数が成長している限りは一定数のリピート率は保たれると期待され、短期的な変動について過度に反応する必要はないと考えている。
販管費は、絶対額は前年同期の753百万円から今第2四半期は831百万円に増加したものの、売上高の増加により売上高販管費率は1%ポイント低下した。費目の構成比は大きく変わっていないが、販促費用において、前年同期は価格競争対応に費用がかかったが、今第2四半期はサイト強化費用に投資するなど、質的には大きな変化が生じている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
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