ホットリンク<3680>---世界最大のソーシャルメディアデータ流通企業としての地位を確立
[16/06/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』6月27日放送において、ホットリンク<3680>を取り上げている。主な内容は以下の通り。
Q.まずは企業の概要からお願いします。
ホットリンク はTwitter やブログなどソーシャルメディアの投稿データを収集・分析し、企業のマーケティング戦略やリスクマネジメントに利活用するクラウドサービスを中心に展開しています。ソーシャルメディア分析では国内ブログの約90% をカバーしているほか、投稿サイト「2 ちゃんねる」の過去データをすべて保有し、また全世界のTwitter データを販売するGNIPと販売代理契約を締結するなど、国内では圧倒的なソーシャルメディアデータの保有量を誇っています。2015 年1 月には米Effyis (エフィウス)社を子会社化し、ソーシャル・ビッグデータの流通企業、世界トップの地位を確立しています。
Q.事業の詳細を教えてください。
主要サービスとしては、顧客と契約を結ぶSaaS(サース)サービスと、ソリューションサービスなどがあります。
SaaS サービスは、ソーシャル・ビッグデータの分析ツール「クチコミ@ 係長」と、リスク
モニタリングツール「e-mining」の2つの商品で構成されており、累積導入社数は合わせて1,900 社以上で、幅広い企業に導入されており、利用企業の約8 割が大企業となっています。
ソリューションサービスでは、SIer(エス・アイアー)やツールベンダーに「分析ツール」や「データ」を提供したり、インバウンド消費の分析レポートサービス「図解中国トレンドExpress」を行っています。15年1月に子会社化したEffyisは、世界中のソーシャル・ビッグデータを収集しツールベンダーに販売しています。特に、世界で唯一、中国大手ソーシャルメディアのデータへのフルアクセス権の販売ライセンスを取得するなど、中国のソーシャル・ビッグデータに関する収集力では圧倒的な強みを有しています。
Q.業績についてはいかがでしょうか?
5月11日に発表した、2016年12月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比10.1%減の5.65億円、営業損失が600万円でした。通期については、売上高が前期比2.5%増の25億円、営業利益が同22.9%減の9700万円、当期利益が同8.7%増の2000万円を見込んでいます。
Q.最後に、今後の事業戦略・中期経営計画についてもお願いします。
今後の事業戦略としては、「ソーシャルメディア×観光」を切り口としたビジネス展開に注
力していく方針です。
「図解中国トレンドExpress」の海外版を中国のほか、中国観光客の多いタイ、シンガポール、ドバイ、韓国などでも今期に展開し、各国ソーシャルメディアに対応した分析エンジンの開発を進めていく予定です。
中期目標としては、2020 年12 月期に売上高100 億円、海外売上比率80% を目標と
して掲げており、将来的には1,000 億円規模の事業を創出していくことを視野に入れています。
ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30〜14:45放送
<TN>
Q.まずは企業の概要からお願いします。
ホットリンク はTwitter やブログなどソーシャルメディアの投稿データを収集・分析し、企業のマーケティング戦略やリスクマネジメントに利活用するクラウドサービスを中心に展開しています。ソーシャルメディア分析では国内ブログの約90% をカバーしているほか、投稿サイト「2 ちゃんねる」の過去データをすべて保有し、また全世界のTwitter データを販売するGNIPと販売代理契約を締結するなど、国内では圧倒的なソーシャルメディアデータの保有量を誇っています。2015 年1 月には米Effyis (エフィウス)社を子会社化し、ソーシャル・ビッグデータの流通企業、世界トップの地位を確立しています。
Q.事業の詳細を教えてください。
主要サービスとしては、顧客と契約を結ぶSaaS(サース)サービスと、ソリューションサービスなどがあります。
SaaS サービスは、ソーシャル・ビッグデータの分析ツール「クチコミ@ 係長」と、リスク
モニタリングツール「e-mining」の2つの商品で構成されており、累積導入社数は合わせて1,900 社以上で、幅広い企業に導入されており、利用企業の約8 割が大企業となっています。
ソリューションサービスでは、SIer(エス・アイアー)やツールベンダーに「分析ツール」や「データ」を提供したり、インバウンド消費の分析レポートサービス「図解中国トレンドExpress」を行っています。15年1月に子会社化したEffyisは、世界中のソーシャル・ビッグデータを収集しツールベンダーに販売しています。特に、世界で唯一、中国大手ソーシャルメディアのデータへのフルアクセス権の販売ライセンスを取得するなど、中国のソーシャル・ビッグデータに関する収集力では圧倒的な強みを有しています。
Q.業績についてはいかがでしょうか?
5月11日に発表した、2016年12月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比10.1%減の5.65億円、営業損失が600万円でした。通期については、売上高が前期比2.5%増の25億円、営業利益が同22.9%減の9700万円、当期利益が同8.7%増の2000万円を見込んでいます。
Q.最後に、今後の事業戦略・中期経営計画についてもお願いします。
今後の事業戦略としては、「ソーシャルメディア×観光」を切り口としたビジネス展開に注
力していく方針です。
「図解中国トレンドExpress」の海外版を中国のほか、中国観光客の多いタイ、シンガポール、ドバイ、韓国などでも今期に展開し、各国ソーシャルメディアに対応した分析エンジンの開発を進めていく予定です。
中期目標としては、2020 年12 月期に売上高100 億円、海外売上比率80% を目標と
して掲げており、将来的には1,000 億円規模の事業を創出していくことを視野に入れています。
ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30〜14:45放送
<TN>