泉州電業 Research Memo(7):自社株買いを行い、株主還元には積極的
[16/06/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■株主還元策
泉州電業<9824>は株主還元策として配当金及び株主優待制度、自社株買いなどで対応していく方針である。配当金に関しては「安定的な配当を維持することを基本方針として、当期の業績、内部留保の水準等を考慮し、総合的に判断する」としている。2010年10月期以降の配当性向は25前後の水準となっているが、「今後は30%も意識」と述べており増配にも前向きである。
事実、2015年10月期の年間配当を36円(2014年10月期は34円)に増配し、進行中の2016年10月期も年間40円を予想している。これは現在の予想利益に対しては21.7%の水準であり、今後の利益の水準によっては増配の可能性もありそうだ。
さらに同社はもう1つの株主還元策として、2016年7月末までに株式市場を通じて370千株(株式取得価額650百万円)を上限とする自社株買いを発表している。既に2016年5月末までに292,800株(同502百万円)を取得済みであるが、今後も株価の動向を見て機敏に自社株を取得する予定だ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
<HN>
泉州電業<9824>は株主還元策として配当金及び株主優待制度、自社株買いなどで対応していく方針である。配当金に関しては「安定的な配当を維持することを基本方針として、当期の業績、内部留保の水準等を考慮し、総合的に判断する」としている。2010年10月期以降の配当性向は25前後の水準となっているが、「今後は30%も意識」と述べており増配にも前向きである。
事実、2015年10月期の年間配当を36円(2014年10月期は34円)に増配し、進行中の2016年10月期も年間40円を予想している。これは現在の予想利益に対しては21.7%の水準であり、今後の利益の水準によっては増配の可能性もありそうだ。
さらに同社はもう1つの株主還元策として、2016年7月末までに株式市場を通じて370千株(株式取得価額650百万円)を上限とする自社株買いを発表している。既に2016年5月末までに292,800株(同502百万円)を取得済みであるが、今後も株価の動向を見て機敏に自社株を取得する予定だ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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