信越ポリマー---17年3月期は4期連続の増収増益へ、自動車電装分野向け需要を取り込む。
[16/08/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
信越ポリマー<7970>は、信越化学工業グループの樹脂加工メーカー。塩化ビニル樹脂やシリコーンゴムなど各種樹脂の配合、設計、加工、評価をコア技術として、自動車、電気・電子機器、半導体関連製品、メディカルなど多様な産業分野に製品を提供。ゴムコネクターでは世界トップシェア。海外に販売拠点8カ国11拠点、生産拠点5カ国6拠点を有する。海外売上高比率は前期末で46.0%。
2017年3月期は売上高が前期比1.3%増の760.00億円、営業利益が同29.2%増の53.00億円、純利益が同7.9%増の34.00億円を計画。主力成長製品と新製品の拡販で4期連続の増収増益を見込む。年間配当は同3円増の12円を予定。7月25日に発表した第1四半期決算は売上高が前年同期比1.1%減の179.37億円、営業利益が同118.5%増の16.45億円、純利益が同5.8%増の8.27億円で着地。半導体関連容器が高需要を背景に伸長し、自動車関連入力デバイスも堅調に推移。塩ビ関連製品は利益が改善した。
同社は、市場環境の変化に迅速に対応し、伸びる市場に照準を合わせた新製品開発と販売力強化及び新規顧客開拓に努め、持続的な成長を目指す。海外拠点についても、顧客のベストパートナーとして、更なる品質・量産面の強化を図りながら、拠点の見直しと自動化推進によるコスト競争力を強化する。成長スピート加速のためにはM&Aも一つの方策とし、シナジー効果を図った上で、ROI(投資利益率)5〜10%を目安として、タイミングを逃さず意思決定していく考えだ。
<TN>
2017年3月期は売上高が前期比1.3%増の760.00億円、営業利益が同29.2%増の53.00億円、純利益が同7.9%増の34.00億円を計画。主力成長製品と新製品の拡販で4期連続の増収増益を見込む。年間配当は同3円増の12円を予定。7月25日に発表した第1四半期決算は売上高が前年同期比1.1%減の179.37億円、営業利益が同118.5%増の16.45億円、純利益が同5.8%増の8.27億円で着地。半導体関連容器が高需要を背景に伸長し、自動車関連入力デバイスも堅調に推移。塩ビ関連製品は利益が改善した。
同社は、市場環境の変化に迅速に対応し、伸びる市場に照準を合わせた新製品開発と販売力強化及び新規顧客開拓に努め、持続的な成長を目指す。海外拠点についても、顧客のベストパートナーとして、更なる品質・量産面の強化を図りながら、拠点の見直しと自動化推進によるコスト競争力を強化する。成長スピート加速のためにはM&Aも一つの方策とし、シナジー効果を図った上で、ROI(投資利益率)5〜10%を目安として、タイミングを逃さず意思決定していく考えだ。
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