毎コムネット Research Memo(5):ワークス・ジャパンを連結子会社化し成長ステージに
[16/10/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■毎日コムネット<8908>の会社概要
(4)学生生活ソリューション事業
学生生活ソリューション事業の最大のトピックはワークス・ジャパンの連結子会社化であった。これまでも資本業務提携を行ってきたが、グループ内に加わることで、より一体となった事業運営になり相乗効果が期待できる。ワークス・ジャパンは2010年設立の若い会社であり、大企業の人事部門向けに人材採用広報サービスや人材採用システム提供を行っている。具体的には、企業が学生を採用する際に活用するWebサイトやパンフレットを制作、説明会やイベントの開催、応募した学生とのやりとりを管理するシステムの提供などが業務となる。また、(株)日本経済新聞社が2015年9月に開講した「日経カレッジカフェ・アカデミー」の運営事務局を担っている。この取り組みは、学生を対象に、様々な分野で活躍する社会人講師により仕事の魅力を伝え、受講者の職業観を育成することを目指したものである。同社及びワークス・ジャパンのイベント運営能力や学生集客能力が評価されての抜擢となった。現在の顧客は一部上場クラスの大企業がほとんどであるが、将来的には中堅企業への拡大も可能と考えられ、第二新卒や外国人の雇用などまだ開拓の余地があり、伸びしろは大きい。
ワークス・ジャパンの売上高は2,053百万円(2016年5月期)であり、黒字経営である。企業の就職活動に季節性があるため、ワークス・ジャパンの業績も季節変動が大きい。2016年は就職活動が3月にスタートしたため、第2四半期まで(6月−11月)はマイナス、第3四半期以降(12月−5月)に業績が大きくプラスとなった。短期の業績推移を見る上では留意したい。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
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(4)学生生活ソリューション事業
学生生活ソリューション事業の最大のトピックはワークス・ジャパンの連結子会社化であった。これまでも資本業務提携を行ってきたが、グループ内に加わることで、より一体となった事業運営になり相乗効果が期待できる。ワークス・ジャパンは2010年設立の若い会社であり、大企業の人事部門向けに人材採用広報サービスや人材採用システム提供を行っている。具体的には、企業が学生を採用する際に活用するWebサイトやパンフレットを制作、説明会やイベントの開催、応募した学生とのやりとりを管理するシステムの提供などが業務となる。また、(株)日本経済新聞社が2015年9月に開講した「日経カレッジカフェ・アカデミー」の運営事務局を担っている。この取り組みは、学生を対象に、様々な分野で活躍する社会人講師により仕事の魅力を伝え、受講者の職業観を育成することを目指したものである。同社及びワークス・ジャパンのイベント運営能力や学生集客能力が評価されての抜擢となった。現在の顧客は一部上場クラスの大企業がほとんどであるが、将来的には中堅企業への拡大も可能と考えられ、第二新卒や外国人の雇用などまだ開拓の余地があり、伸びしろは大きい。
ワークス・ジャパンの売上高は2,053百万円(2016年5月期)であり、黒字経営である。企業の就職活動に季節性があるため、ワークス・ジャパンの業績も季節変動が大きい。2016年は就職活動が3月にスタートしたため、第2四半期まで(6月−11月)はマイナス、第3四半期以降(12月−5月)に業績が大きくプラスとなった。短期の業績推移を見る上では留意したい。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
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