アイリッジ Research Memo(3):「popinfo」を軸に購買関連サービスを提供
[16/10/31]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
■会社概要
(2)サービス詳細
a) popinfo
「popinfo」はアイリッジ<3917>の主力サービスであり、「位置情報×属性×時間」を組み合わせ、プッシュ通知でスマートフォンの待受画面に情報配信し、ユーザーのアクションにつなげるASPサービスである。「popinfo」は集客・販売促進に必要な基本機能を備えており、同社でアプリ開発時に組み込むほか、既に各企業で活用している既存アプリに組み込むこともできるため、各企業の状況に合わせ柔軟な導入が可能である。
また、「popinfo」を柱とした個々のサービスは独立して活用することも可能だが、同社ではO2O機能を総合的に提供する「popinfo platform」を用意しており、集客・販売促進、ターゲティングや、決済サービスまで購買の一連の活動を網羅的にサポートすることも可能である。
b) BUS PAY
「BUS PAY」は、O2Oアプリ開発に強みを持つ同社と、決済事業を手がける(株)イーコンテクスト(デジタルガレージ<4819>)の協業で始まった、全国のバス事業者向けに提供するスマートフォンでのアプリ決済サービスである。2016年7月に、(株)平成エンタープライズが埼玉県で運行する路線バスで運用開始。次いで同年8月に、海部観光(株)が徳島〜大阪間で運行する高速バスにて運用が始まった。
「BUS PAY」は、スマホアプリでバス乗車券の予約から支払い、乗車券提示までを簡単に行える業界初のサービス。スマートフォン内のアプリにクレジットカード情報を登録することで、乗車券の予約・購入ができ、アプリが表示する乗車券の画面を提示するだけで乗車できる。さらに、iBeacon※による位置情報検知機能を活用し、利用者がバス停に近づくとスマートフォンに「BUS PAY」に関する情報がプッシュ通知で届く仕組みだ。
※屋内測位システムでApple Inc.の商標。Bluetooth Low Energyを利用。O2Oマーケットにおいて注目されている技術。
そのほか、毎回乗車券を購入する高速バスに適した「都度決済」、一定金額を事前にチャージし乗車の際に利用区間分を支払う路線バス向けの「ポイント型決済」など、バスのサービス形式に合わせた決済機能を実装。バス利用者の利便性が向上するサービスとなっている。
今後は、iBeaconによる位置情報検知・プッシュ通知機能をさらに深化させ、乗降エリアの周辺情報、スタンプ・クーポン情報など、バス利用時の関連情報を提供することで、バス事業者と利用者、双方の利便性向上と、乗客増加に向けて、さらなる取り組みを予定している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 内山 崇行)
<HK>
(2)サービス詳細
a) popinfo
「popinfo」はアイリッジ<3917>の主力サービスであり、「位置情報×属性×時間」を組み合わせ、プッシュ通知でスマートフォンの待受画面に情報配信し、ユーザーのアクションにつなげるASPサービスである。「popinfo」は集客・販売促進に必要な基本機能を備えており、同社でアプリ開発時に組み込むほか、既に各企業で活用している既存アプリに組み込むこともできるため、各企業の状況に合わせ柔軟な導入が可能である。
また、「popinfo」を柱とした個々のサービスは独立して活用することも可能だが、同社ではO2O機能を総合的に提供する「popinfo platform」を用意しており、集客・販売促進、ターゲティングや、決済サービスまで購買の一連の活動を網羅的にサポートすることも可能である。
b) BUS PAY
「BUS PAY」は、O2Oアプリ開発に強みを持つ同社と、決済事業を手がける(株)イーコンテクスト(デジタルガレージ<4819>)の協業で始まった、全国のバス事業者向けに提供するスマートフォンでのアプリ決済サービスである。2016年7月に、(株)平成エンタープライズが埼玉県で運行する路線バスで運用開始。次いで同年8月に、海部観光(株)が徳島〜大阪間で運行する高速バスにて運用が始まった。
「BUS PAY」は、スマホアプリでバス乗車券の予約から支払い、乗車券提示までを簡単に行える業界初のサービス。スマートフォン内のアプリにクレジットカード情報を登録することで、乗車券の予約・購入ができ、アプリが表示する乗車券の画面を提示するだけで乗車できる。さらに、iBeacon※による位置情報検知機能を活用し、利用者がバス停に近づくとスマートフォンに「BUS PAY」に関する情報がプッシュ通知で届く仕組みだ。
※屋内測位システムでApple Inc.の商標。Bluetooth Low Energyを利用。O2Oマーケットにおいて注目されている技術。
そのほか、毎回乗車券を購入する高速バスに適した「都度決済」、一定金額を事前にチャージし乗車の際に利用区間分を支払う路線バス向けの「ポイント型決済」など、バスのサービス形式に合わせた決済機能を実装。バス利用者の利便性が向上するサービスとなっている。
今後は、iBeaconによる位置情報検知・プッシュ通知機能をさらに深化させ、乗降エリアの周辺情報、スタンプ・クーポン情報など、バス利用時の関連情報を提供することで、バス事業者と利用者、双方の利便性向上と、乗客増加に向けて、さらなる取り組みを予定している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 内山 崇行)
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