GMOメディア Research Memo(8):上方修正された会社計画は慎重
[16/11/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■業績動向
(3) 2016年12月期業績見通し
GMOメディア<6180>は、第3四半期累計業績の期初計画(売上高4,151百万円、営業利益435百万円、当期純利益254百万円)に対する進捗率が売上高97.3%、営業利益95.3%、四半期純利益106.1%となったことを受けて、通期計画を売上高5,000百万円、営業利益450百万円、当期純利益263百万円へ上方修正した。
上方修正の要因は、ECメディアを中心とするメディア事業及びその他メディア支援事業において好調な拡大が継続したことから売上高が当初の予想を上回る5,000百万円となる見込みであることによる。一方、売上高の上方修正幅に比べ利益の上方修正幅が小幅にとどまるのは、1)原価率が高いその他メディア支援事業が想定を上回って好調であった、2)来期以降を睨んだ中期的な成長のための投資を行う計画がある、??などによるためだ。
弊社では、第4四半期(10月−12月)の成長投資の規模や第3四半期に見られた広告単価の下落などの不透明要因があるものの、上方修正された会社計画は売上高、利益ともに保守的であると見ている。これは、1)スマホユーザー獲得強化やEC連携強化の効果により第3四半期までと同様にECメディアサービスが順調に推移する、2)ソーシャルメディアサービスで10月25日から開始したメッセンジャー連携※の効果が期待できる、??などによる。また、「ゲソてん」で 11月8日から「クイズRPG魔法使いと黒猫のウィズPC」の配信を開始したこともかさ上げ要因として働くと考えられる。
※同社が提供する「プリキャン」と「コーデスナップ」が「Official Web App」のパートナーとしてLINEアカウントとの連携を開始。これにより「プリキャン」、「コーデスナップ」のユーザーはもちろん、両サービスのアプリの利用経験がない者でも、LINE上から各サービスの一部の機能をシームレスに利用可能となるというもの。10月末時点のLINE@友達数は約7万となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正 )
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(3) 2016年12月期業績見通し
GMOメディア<6180>は、第3四半期累計業績の期初計画(売上高4,151百万円、営業利益435百万円、当期純利益254百万円)に対する進捗率が売上高97.3%、営業利益95.3%、四半期純利益106.1%となったことを受けて、通期計画を売上高5,000百万円、営業利益450百万円、当期純利益263百万円へ上方修正した。
上方修正の要因は、ECメディアを中心とするメディア事業及びその他メディア支援事業において好調な拡大が継続したことから売上高が当初の予想を上回る5,000百万円となる見込みであることによる。一方、売上高の上方修正幅に比べ利益の上方修正幅が小幅にとどまるのは、1)原価率が高いその他メディア支援事業が想定を上回って好調であった、2)来期以降を睨んだ中期的な成長のための投資を行う計画がある、??などによるためだ。
弊社では、第4四半期(10月−12月)の成長投資の規模や第3四半期に見られた広告単価の下落などの不透明要因があるものの、上方修正された会社計画は売上高、利益ともに保守的であると見ている。これは、1)スマホユーザー獲得強化やEC連携強化の効果により第3四半期までと同様にECメディアサービスが順調に推移する、2)ソーシャルメディアサービスで10月25日から開始したメッセンジャー連携※の効果が期待できる、??などによる。また、「ゲソてん」で 11月8日から「クイズRPG魔法使いと黒猫のウィズPC」の配信を開始したこともかさ上げ要因として働くと考えられる。
※同社が提供する「プリキャン」と「コーデスナップ」が「Official Web App」のパートナーとしてLINEアカウントとの連携を開始。これにより「プリキャン」、「コーデスナップ」のユーザーはもちろん、両サービスのアプリの利用経験がない者でも、LINE上から各サービスの一部の機能をシームレスに利用可能となるというもの。10月末時点のLINE@友達数は約7万となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正 )
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