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フォーバル---第3四半期連結営業利益は前年同期比7.2%増

注目トピックス 日本株
フォーバル<8275>は、2月10日、2017年3月期第3四半期連結決算を発表した。2017年3月期第3四半期連結業績(4月〜12月期累計)は、売上高が前年同期比0.6%増の369.49億円、営業利益が同7.2%増の16.12億円、経常利益が同12.0%増の16.63億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同32.1%増の9.75億円と増収増益となった。親会社株主に帰属する四半期純利益の増益率が大きいのは、税金費用や非支配株主に帰属する四半期純利益が減少したため。

セグメント別では、フォーバルビジネスグループにおいて、アイコンサービスの順調な拡大やネットワークセキュリティ関連等の堅調な推移により、売上高が前年同期比5.8%増の130.64億円、セグメント利益が同4.4%増の9.49億円となった。フォーバルテレコムビジネスグループの売上高は同9.5%増の105.24億円、セグメント利益が同2.4%減の4.48億円。光回線サービスおよびISPの順調な拡大により増収となったが、印刷関連子会社の売上高減少や、保険関連子会社の売上高減少および保険業法改正に伴う費用の増加で補いきれず減益となった。モバイルショップビジネスグループでは、携帯販売台数が同3.5%減となったこと、また低価格帯端末の取り扱いの増加により売上高は同10.9%減の74.42億円、セグメント利益は同1.7%減の2.60億円と減収減益になった。総合環境コンサルティングビジネスグループでは、産業用システムが減少し売上高は同7.6%減の51.64億円と減収になったものの、利益面では、高付加価値で発電効率が高いシステムの販売の増加で利益率が改善したことによりセグメント利益は0.12億円(前年同期は0.86億円の損失)となった。その他事業グループにおいては、IT教育サービス事業関連子会社の売上高が減少した結果、売上高は同9.8%減の7.53億円、セグメント利益は同60.1%減の0.15億円の着地となった。

2017年3月期の連結業績予想は売上高525.00億円(前期比4.2%増)、営業利益24.50億円(同3.0%増)、経常利益は24.50億円(同5.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は14.00億円(同3.6%増)を据え置いた。1株当たり期末配当予想額は15.50円で変更なし。




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