サイバネット Research Memo(5):2017年12月期は営業利益率8%超を目指す
[17/03/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■今後の見通し
● 2017年12月期業績見通し
サイバネットシステム<4312>の2017年12月期の連結業績は、売上高は17,400百万円(前期比8.5%増)、営業利益1,400百万円(前期比36.2%増)、経常利益1,500百万円(前期比49.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益で900百万円(前期比94.8%増)と増収増益を見込んでいる。
ものづくりの現場では、顧客ニーズの多様化に迅速に対応するため、設計開発の効率化ニーズが拡大している。その中で、設計開発工程で従来の3D CAE(3次元形状を元に解析を行う手法)技術と概念設計の1D CAE技術を融合し、トータルで設計開発工程の効率化を図る動きが出てきている。さらに、設計開発に対する検証・計測分野や、IoTといったビッグデータ分野でのビジネスが生まれてきている。同社はこのような動きに対応することで、業績を拡大する計画である。
なお、営業利益が前期に比べ36.2%増と大幅に上回っているが、これには2016年12月期は臨時賞与支給、西日本支社の移転、本社の改装などで一時的に費用が約50百万円発生したこと、Sigmetrix買収に伴うのれんの償却が2016年12月期で終了し、2017年12月期以降は約50百万円の利益増加が見込まれること等の増益要因も加味されるため、達成可能と同社では考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 内山 崇行)
<HN>
● 2017年12月期業績見通し
サイバネットシステム<4312>の2017年12月期の連結業績は、売上高は17,400百万円(前期比8.5%増)、営業利益1,400百万円(前期比36.2%増)、経常利益1,500百万円(前期比49.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益で900百万円(前期比94.8%増)と増収増益を見込んでいる。
ものづくりの現場では、顧客ニーズの多様化に迅速に対応するため、設計開発の効率化ニーズが拡大している。その中で、設計開発工程で従来の3D CAE(3次元形状を元に解析を行う手法)技術と概念設計の1D CAE技術を融合し、トータルで設計開発工程の効率化を図る動きが出てきている。さらに、設計開発に対する検証・計測分野や、IoTといったビッグデータ分野でのビジネスが生まれてきている。同社はこのような動きに対応することで、業績を拡大する計画である。
なお、営業利益が前期に比べ36.2%増と大幅に上回っているが、これには2016年12月期は臨時賞与支給、西日本支社の移転、本社の改装などで一時的に費用が約50百万円発生したこと、Sigmetrix買収に伴うのれんの償却が2016年12月期で終了し、2017年12月期以降は約50百万円の利益増加が見込まれること等の増益要因も加味されるため、達成可能と同社では考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 内山 崇行)
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