【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家amema氏:地政学的リスクの払拭はいつ?
[17/04/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家amema氏(ブログ「株は誰でも勝てる」の著者)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※20174月29日時に執筆
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株価などは噂で買われ、実在のニュースで売られるなどが、よく言われる格言になっております。
私も過去の例を見ると同じだと思いますが、ここ最近は政治的な要素で売られ、実際に事が起きて更に売られるという、いわゆる地政学的なリスクにより市場への参加者が一斉にいなくなる相場になってしまっています。
こうなると当然、株も底なしの状況になって行き、売りが売りを呼んでしまう相場になって行きます。
まさに4月はこの相場だったと思っております。
但し、こういう相場での転換点は意外と早く読めるもので、政治的なリスクが縮小傾向になってくれば、株価は一気に上値を試しに行くものです。
4月最後の週はそういう上げ相場だったと思います。
ではここからは、どの様な相場展開になって行くのでしょうか?
ベストシナリオでは政治的な要素がすべて治まり、アメリカの金利が無難に上げられ、世界中のお金がアメリカに集中し、アメリカの消費マインドが向上し全世界にもその恩恵が受けられる。これがベストですよね。
しかし、実際は政治的なリスクはシリア問題と北朝鮮問題がまだ完全解決には至っていませんし、FOMCの利上げも、年内あと2回出来るか?米CPIもまだ良いとは言い切れない数字となっていて、つまりは恩恵が享受できていない訳です。
株価のポジションとしては土台がしっかりしていない所での、戻り買い上昇だったので
まだ下値余地もあると思います。
それは株も為替も同じ程度と思ってよいです。
ですので、ポジション的には、相場が落ちたら拾い購入という形を取るのが今はベスト投資方法だと思っています。
逆に地政学的なリスクがすべて払拭されそうになったらば、無理でも購入すべきと思います。そのタイミングはまた別の機会で記載しますが、私の記事を見ての投資では遅くなってしまうので、先によくニュースを見ましょう!>>
執筆者名:amema
ブログ名:株は誰でも勝てる
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