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エイジア---17/3期増収増益、18/3期は製品強化、クラウドサービス強化が重点施策、中計では次世代製品開発をより強化

注目トピックス 日本株
エイジア<2352>は10日、2017年3月期連結決算を発表。売上高が前期比16.1%増の13.30億円、営業利益が同20.0%増の2.87億円、経常利益が同20.2%増の2.91億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同9.8%増の1.76億円だった。

アプリケーション事業の売上高は前年同期比16.8%増の11.25億円、売上高総利益率は同1.6ポイント減の71.4%だった。利益率や売上継続性の高いクラウドサービスの販売を強化した。新製品「マーケティングオートメーション WEBCAS AutoRelations」と同社初の人工知能分析ツール「テキストマイニングシステム WEBCAS Sense Analyzer」を発売し製品戦略を推進した。

コンサルティング事業の売上高は同22.9%増の1.82億円、売上高総利益率は同8.7ポイント減の17.6%だった。配信するメールのコンテンツがより顧客企業の売上に寄与する内容となるよう配信効果分析から企画・制作まで支援。また、子会社のFUCAでは、独自に営業強化をはかり大型案件の受注が順調に推移した。

オーダーメイド開発事業の売上高は同33.3%減の0.22億円、売上高総利益率は同37.3ポイント増の59.8%となった。重点施策の「製品開発の強化」を推進のため、社内エンジニアリソースを集中させ、新規の受注活動を積極的には展開せずに従来の利益率の高い案件を継続していく活動をすすめた。

2018年3月期の業積予想について、売上高が前期比8.6%増の14.45億円、営業利益が同10.8%増の3.18億円、経常利益が同10.0%増の3.21億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同17.6%増の2.08億円を見込んでいる。同日、2020 年3月期を最終年度とする 3 ヶ年(2018 年3月期〜2020 年3月期)の中期経営計画を策定し、最終年度の売上高18.70億円とし、営業利益は初年度10.8%増、2年度目25.2%増、最終年度は25.6%増と高い成長率を計画している。




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