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ＰＣＩホールディングス<3918>は10日、2017年9月期第2四半期（2016年10月〜2017年3月）連結決算を発表した。売上高が前年同期比27.2%増の54.22億円、営業利益が同17.5%増の4.37億円、経常利益が同15.1%増の4.40億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同9.1%増の2.86億円となった。

ITソリューション事業においては、エンベデッドソリューションの展開にて安全運転支援システムを搭載したスマート開発の好調な需要を背景に、既存顧客からの安定した引き合いが継続した。ビジネスソリューションにおいてもクラウドアプリケーションの導入支援案件が堅調に推移した。しかし、IOT／IOEソリューションにおいてエネルギー業界向けの分野でプラットフォーム一括請負開発の特需があった前年には至らず微減となった。

半導体ソリューション事業においては、国内外半導体市場の好調を背景として顧客からの継続的な受注に加えて、回路設計におけるDFTに特化した案件の引き合いが強く、好調に推移した。

2017年9月期通期の業績予想は、売上高が前期比23.5%増の105.00億円、営業利益が同16.9%増の6.90億円、経常利益が同17.4%増の6.95億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同11.6%増の4.50億円とする期初計画を据え置いている。




＜TN＞