明豊ファシリ Research Memo(6):財務の健全性が向上、収益性は高水準で安定
[17/07/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■明豊ファシリティワークス<1717>の業績動向
3. 財務状況と経営指標
2017年3月末の財務状況を見ると、総資産は前期末比152百万円減少の4,087百万円となった。流動資産で現預金が150百万円増加したものの、完成工事未収入金が306百万円減少したことによる。
負債合計は前期末比558百万円減少の1,282百万円となった。流動負債で工事未払金が551百万円減少したことが主因となっており、有利子負債についてはすべて完済し、無借金経営となっている。また、純資産合計は前期末比405百万円増加の2,804百万円となった。当期純利益の計上により利益剰余金が314百万円増加したほか、新株予約権が51百万円増加した。
経営指標を見ると、経営の安全性を示す自己資本比率は前期末の56.3%から67.0%に上昇し、また、有利子負債もなくなったことから、財務の健全性は向上したと言える。また、収益性についてはROAで14.3%、ROEで16.7%といずれも前期比横ばい水準となり、収益性の高さだけでなく安定性も高いことも注目される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<MW>
3. 財務状況と経営指標
2017年3月末の財務状況を見ると、総資産は前期末比152百万円減少の4,087百万円となった。流動資産で現預金が150百万円増加したものの、完成工事未収入金が306百万円減少したことによる。
負債合計は前期末比558百万円減少の1,282百万円となった。流動負債で工事未払金が551百万円減少したことが主因となっており、有利子負債についてはすべて完済し、無借金経営となっている。また、純資産合計は前期末比405百万円増加の2,804百万円となった。当期純利益の計上により利益剰余金が314百万円増加したほか、新株予約権が51百万円増加した。
経営指標を見ると、経営の安全性を示す自己資本比率は前期末の56.3%から67.0%に上昇し、また、有利子負債もなくなったことから、財務の健全性は向上したと言える。また、収益性についてはROAで14.3%、ROEで16.7%といずれも前期比横ばい水準となり、収益性の高さだけでなく安定性も高いことも注目される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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