コスモ・バイオ---「ウシ ミルク由来エクソソーム」発売。DDSツール開発をサポート
[17/08/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
コスモ・バイオ<3386>は29日、「ウシ ミルク由来エクソソーム」の発売を発表した。
「ウシ ミルク由来エクソソーム」は、国立がん研究センター研究所において得られた研究結果を応用して同社が開発した製品で、健康なウシから採取した生乳から超遠心分離法によって調製したエクソソームである。
エクソソームは、細胞から放出される脂質二十膜で形成される直径50〜150ナノメートル程の小胞で、多くの生物では主に唾液や血液、尿、羊水、母乳等の体液中に存在している。
最近の研究では、エクソソームが遠く離れた別の細胞にまで到達し取り込まれることによって、細胞間の情報伝達を行うことが示唆されている。この特徴や、脂質の膜がさまざまな分子を取り込める性状であるという特徴を利用して、エクソソームの中に治療用の薬剤を搭載し、標的細胞や臓器に薬剤を届けるDDS(ドラッグデリバリーシステム)ツールとしての研究も行われている。
同社は、国内の学術研究向けばかりではなく、製薬会社、臨床検査薬開発会社などの民間企業をはじめ、世界に向けて販売していく考え。
<TN>
「ウシ ミルク由来エクソソーム」は、国立がん研究センター研究所において得られた研究結果を応用して同社が開発した製品で、健康なウシから採取した生乳から超遠心分離法によって調製したエクソソームである。
エクソソームは、細胞から放出される脂質二十膜で形成される直径50〜150ナノメートル程の小胞で、多くの生物では主に唾液や血液、尿、羊水、母乳等の体液中に存在している。
最近の研究では、エクソソームが遠く離れた別の細胞にまで到達し取り込まれることによって、細胞間の情報伝達を行うことが示唆されている。この特徴や、脂質の膜がさまざまな分子を取り込める性状であるという特徴を利用して、エクソソームの中に治療用の薬剤を搭載し、標的細胞や臓器に薬剤を届けるDDS(ドラッグデリバリーシステム)ツールとしての研究も行われている。
同社は、国内の学術研究向けばかりではなく、製薬会社、臨床検査薬開発会社などの民間企業をはじめ、世界に向けて販売していく考え。
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