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【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家わらしべ:ズームはVR(仮想現実)音関連の円安メリット銘柄

注目トピックス 日本株
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家わらしべ氏(ブログ「テンバガーへGO!わらしべのブログ」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年9月24日17時に執筆

フィスコソーシャルレポーターのわらしべです。

【VR(仮想現実)、AR(拡張現実)は市場のテーマ】

VR(仮想現実)、AR(拡張現実)関連は市場の「テーマ」として注目されており、今後大きな成長が期待出来る分野と考えられます。

その多くは視覚的な要素で注目されてきた部分でもありますが、視覚的効果と一体になるもう一つの重要な要素として音響効果「音関連」は欠かせないと思います。

そこで、VR(仮想現実)「音関連」からズーム<6694>に注目してみたいと思います。


ズーム<6694>
JASDAQスタンダード

【「音」と「音楽」に特化した事業展開】

ハンディレコーダー、ハンディビデオレコーダー、コンパクトエフェクター、オーディオインターフェース、マルチトラック・レコーダー、エレクトロニックダンスミュージックなどの製品をグローバルに展開しています。


【「ファブレス」型のビジネスモデル】

自社では生産拠点(工場)を持たない「ファブレス」企業で、経営資源を開発に集約しています。こうした事業展開は固定比率の軽減につながっており同社の強みとなっています。


【ゼンハイザーとのVRパートナーシップへの参加を表明、VR「音関連」テーマとしてクローズアップ】

同社は2017年9月18日にゼンハイザー社とのコラボレーションを発表。

オーディオ関連製品の名門企業であるゼンハイザー社(SennheiserelectronicGmbH&Co.KG本社:ドイツヴェーデマルク)と、同社の”AMBEOforVR”パートナーシッププログラムに参加することで合意。VRオーディオの市場は高い成長性が見込まれており、当社グループにおいても今後注力すべき重要な分野と位置付けているため、その一環として、ゼンハイザー社とコラボレーションすることに。

※これにより同社のF8/F4マルチトラックレコーダーがゼンハイザー社のAMBEOVRマイクとの組み合わせにより容易にVRコンテンツを制作することが可能になったことから、同社はVR「音関連」の成長性を持つ「VRテーマ株」としてクローズアップされるものと考えられます。


【想定レートは103円(円/米ドル)1円の円安で営業利益は約13百万円増加する見込】

第2四半期決算説明資料によれば、1円の円安で営業利益は約13百万円増加する見込とされており、想定レートは103円(円/米ドル)に設定、9月22日時点の為替レートは112円前後で推移しており、同社の想定レートよりも9円の円安傾向となっています。今期の平均為替レートが112円であった場合には1円あたり営業利益+13百万円×9円=+1.17億円の上振れと試算出来ます。

※17.12月期の会社予想営業利益は2.29億ですから、+1.17億の上振れで合計3.46億(会社予想比151%)となり、円安傾向が続けば通期業績の上方修正も期待出来ると思います。また、主力のマルチエフェクター、ハンディレコーダーの販売が米国を中心に好調であり、今期もアコースティックギター用エフェクターの新製品、ミキサーレコーダーの新製品を投入しており市場開拓型の新製品開発を軸にした長期的な成長性が期待出来る銘柄と思います。

株価1783円(2017年9月22日終値)
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執筆者名:わらしべ
ブログ名:テンバガーへGO!わらしべのブログ





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