注目銘柄ダイジェスト(前場):任天堂、ソフトバンクG、スタートトゥなど
[17/10/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
任天堂<7974>:44730円(+1860円)
大幅反発。上半期決算を発表、営業利益は399億円で前年同期59億円の赤字から黒字転換を果たし、通期計画は650億から1200億円に上方修正、通期配当金も190円から360円に引き上げている。通期営業利益の市場コンセンサスは1300億円弱であり、サプライズは乏しいものの、現段階での大幅上方修正にはやや意外感、増配発表も会社側の下期に対する自信の表れと評価へ。主力の「ニンテンドースイッチ」の好調が主因に。
ソフトバンクG<9984>:9921円(-509円)
大幅反落。同社傘下で米携帯電話4位のスプリントと同3位のTモバイルUSの経営統合に向けた協議を打ち切る方針と報じられている。統合新会社の筆頭株主となることを互いに主張し続けたため、交渉の最終局面で折り合いがつかなかったもようだ。今月中旬には経営統合大筋合意と伝わり、安心感も高まっていただけにネガティブインパクトに。米携帯事業の先行き不透明感が再度株価の重しになっていくとの見方も。
花王<4452>:6813円(-411円)
急落。17年12月期の第3四半期決算を発表。7-9月期の営業利益は504億円で着地、市場コンセンサスの560億円を大きく下回った。SMBC日興証券は「前年同期は紙おむつ事業が大幅に落ち込んだ時期で、反動増が見込まれると思われていただけにややネガティブな印象」と指摘。ビューティケア事業の利益が前年同期比39億円の減少となった他、ファブリック&ホームケア事業とケミカル事業の原料高も利益の押し下げ要因に。
ぐるなび<2440>:1468円(-279円)
急落。18年3月期上期決算と通期予想の下方修正を発表。営業利益は前年同期比20.6%減の28.2億円と従来予想水準で着地。通期見通しは69億円から45億円に引き下げ、一転しての減益見通しとなったことが嫌気されている。また、みずほ証券は投資判断を「買い」から「中立」、目標株価も2200円から1600円に引き下げた。解約件数には一巡感がみられたが、新規契約を期待ほど上積み出来ず、この低迷は来期にも響く恐れがあると指摘。
タダノ<6395>:1699円(+276円)
ストップ高。前日に上半期の決算を発表、営業利益は85.5億円で前年同期比15.3%減益となったが、従来予想の70億円は上振れる着地となっている。国内向け建設用クレーンは減少したが、販売価格の改善や円安効果などが収益を押し上げた。第1四半期営業利益は半減と大きく落ち込んでいただけに、足元の収益急回復は想定以上との見方に。過度な警戒感が後退して、通期予想の上振れ余地なども浮上する展開。
スタートトゥ<3092>:3055円(-325円)
大幅続落。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は59億円で前年同期比5%増益、70億円程度であった市場予想を大幅に下回った。4-6月期の同59%増益と比較して増益率も鈍化へ。PBに関する費用増が市場想定比での収益下振れの要因。通期計画の未達懸念にまでは至らないものの、市場コンセンサスの低下は想定される状況に。ヤマト運輸の配送料引き上げの影響やアマゾン進出の影響などにも不透明感残る状況。
ヒーハイスト<6433>: - 円( - 円)
ストップ安売り気配。18年3月期の上期及び通期業績予想の上方修正と増配を発表している。上期営業利益見通しは従来の0.68億円から1.65億円(前年同期は0.44億円)へ、通期見通しは1.55億円から2.57億円(前期は1.45億円)へと引き上げた。ただ、第1四半期(17年4-6月)を営業利益1.46億円(前期比5.4倍)と順調に通過していたため、修正後の見通しは大きく高まっていた市場の期待に届かなかったようだ。
エディア<3935>:1784円(+66円)
一時1958円まで急伸。シリーズ10作以上、10年以上の歴史を持つアクションアドベンチャーゲーム「BALDR」シリーズで初のスマートフォン・ブラウザ向けゲームとなる「BALDR ACE(バルドエース)」を開発・配信すると発表している。配信開始予定日は未定。リリースに先立ちティザーサイトを公開しており、追加情報についてはプレスリリース及び同サイト内にて随時公表していくという。
テックファム<3625>:1624円(+300円)
ストップ高。同社とNTTドコモ<9437>の新規事業創出プログラム「39works」はオンライン診療を実現するため、NTTドコモが実証実験を基に開発した遠隔診療サービス「MediTel」を、テックファームより11月下旬から医療機関向けに提供開始すると発表している。患者がスマートフォンアプリを用いて、オンライン診察予約、医師とのテレビ電話による診察、クレジットカードによる診察料の決済等が可能となるサービスという。
プロトコーポ<4298>:1593円(-165円)
急落。17年4-9月期(第2四半期累計)決算とともに、18年3月期業績予想の下方修正を発表している。通期営業利益見通しは従来の45.00億円から37.00億円(前期は27.95億円)に引き下げた。整備工場向けに展開するグーピット事業(広告事業)の有料化やグー車検の新規顧客獲得に遅れが発生しているという。なお、第2四半期累計の営業利益は前年同期比34.1%増の17.95億円だった。
原田工業<6904>:895円(+43円)
一時920円まで急伸し年初来高値更新。11月6日付でジャスダック(スタンダード)から東証2部へ市場変更すると発表しており、材料視されているようだ。同社は1995年4月に株式を店頭公開した。
<DM>
大幅反発。上半期決算を発表、営業利益は399億円で前年同期59億円の赤字から黒字転換を果たし、通期計画は650億から1200億円に上方修正、通期配当金も190円から360円に引き上げている。通期営業利益の市場コンセンサスは1300億円弱であり、サプライズは乏しいものの、現段階での大幅上方修正にはやや意外感、増配発表も会社側の下期に対する自信の表れと評価へ。主力の「ニンテンドースイッチ」の好調が主因に。
ソフトバンクG<9984>:9921円(-509円)
大幅反落。同社傘下で米携帯電話4位のスプリントと同3位のTモバイルUSの経営統合に向けた協議を打ち切る方針と報じられている。統合新会社の筆頭株主となることを互いに主張し続けたため、交渉の最終局面で折り合いがつかなかったもようだ。今月中旬には経営統合大筋合意と伝わり、安心感も高まっていただけにネガティブインパクトに。米携帯事業の先行き不透明感が再度株価の重しになっていくとの見方も。
花王<4452>:6813円(-411円)
急落。17年12月期の第3四半期決算を発表。7-9月期の営業利益は504億円で着地、市場コンセンサスの560億円を大きく下回った。SMBC日興証券は「前年同期は紙おむつ事業が大幅に落ち込んだ時期で、反動増が見込まれると思われていただけにややネガティブな印象」と指摘。ビューティケア事業の利益が前年同期比39億円の減少となった他、ファブリック&ホームケア事業とケミカル事業の原料高も利益の押し下げ要因に。
ぐるなび<2440>:1468円(-279円)
急落。18年3月期上期決算と通期予想の下方修正を発表。営業利益は前年同期比20.6%減の28.2億円と従来予想水準で着地。通期見通しは69億円から45億円に引き下げ、一転しての減益見通しとなったことが嫌気されている。また、みずほ証券は投資判断を「買い」から「中立」、目標株価も2200円から1600円に引き下げた。解約件数には一巡感がみられたが、新規契約を期待ほど上積み出来ず、この低迷は来期にも響く恐れがあると指摘。
タダノ<6395>:1699円(+276円)
ストップ高。前日に上半期の決算を発表、営業利益は85.5億円で前年同期比15.3%減益となったが、従来予想の70億円は上振れる着地となっている。国内向け建設用クレーンは減少したが、販売価格の改善や円安効果などが収益を押し上げた。第1四半期営業利益は半減と大きく落ち込んでいただけに、足元の収益急回復は想定以上との見方に。過度な警戒感が後退して、通期予想の上振れ余地なども浮上する展開。
スタートトゥ<3092>:3055円(-325円)
大幅続落。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は59億円で前年同期比5%増益、70億円程度であった市場予想を大幅に下回った。4-6月期の同59%増益と比較して増益率も鈍化へ。PBに関する費用増が市場想定比での収益下振れの要因。通期計画の未達懸念にまでは至らないものの、市場コンセンサスの低下は想定される状況に。ヤマト運輸の配送料引き上げの影響やアマゾン進出の影響などにも不透明感残る状況。
ヒーハイスト<6433>: - 円( - 円)
ストップ安売り気配。18年3月期の上期及び通期業績予想の上方修正と増配を発表している。上期営業利益見通しは従来の0.68億円から1.65億円(前年同期は0.44億円)へ、通期見通しは1.55億円から2.57億円(前期は1.45億円)へと引き上げた。ただ、第1四半期(17年4-6月)を営業利益1.46億円(前期比5.4倍)と順調に通過していたため、修正後の見通しは大きく高まっていた市場の期待に届かなかったようだ。
エディア<3935>:1784円(+66円)
一時1958円まで急伸。シリーズ10作以上、10年以上の歴史を持つアクションアドベンチャーゲーム「BALDR」シリーズで初のスマートフォン・ブラウザ向けゲームとなる「BALDR ACE(バルドエース)」を開発・配信すると発表している。配信開始予定日は未定。リリースに先立ちティザーサイトを公開しており、追加情報についてはプレスリリース及び同サイト内にて随時公表していくという。
テックファム<3625>:1624円(+300円)
ストップ高。同社とNTTドコモ<9437>の新規事業創出プログラム「39works」はオンライン診療を実現するため、NTTドコモが実証実験を基に開発した遠隔診療サービス「MediTel」を、テックファームより11月下旬から医療機関向けに提供開始すると発表している。患者がスマートフォンアプリを用いて、オンライン診察予約、医師とのテレビ電話による診察、クレジットカードによる診察料の決済等が可能となるサービスという。
プロトコーポ<4298>:1593円(-165円)
急落。17年4-9月期(第2四半期累計)決算とともに、18年3月期業績予想の下方修正を発表している。通期営業利益見通しは従来の45.00億円から37.00億円(前期は27.95億円)に引き下げた。整備工場向けに展開するグーピット事業(広告事業)の有料化やグー車検の新規顧客獲得に遅れが発生しているという。なお、第2四半期累計の営業利益は前年同期比34.1%増の17.95億円だった。
原田工業<6904>:895円(+43円)
一時920円まで急伸し年初来高値更新。11月6日付でジャスダック(スタンダード)から東証2部へ市場変更すると発表しており、材料視されているようだ。同社は1995年4月に株式を店頭公開した。
<DM>