ビジョン Research Memo(10):株主還元は自社株買いや企業価値向上により報いる方針
[18/03/22]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■株主還元策
ビジョン<9416>では株主に対する利益還元に関して経営の重要課題であると認識しているが、足元はビジネスの成長期であることから財務体質の強化と事業拡大のための投資を優先し、更なる企業価値の向上を目指すことが株主に対する最大の利益還元につながると考えている。このため、配当に関しては無配を継続し、当面は業績拡大に伴う株価上昇や自己株式取得に伴う1株当たり株主価値の向上により株主に報いていく方針を示している。
自己株式取得に関しては2017年 8月に発表している。取得期間は2018年8月16日までで、取得株数の上限は21.7万株(発行済株数の1.3%)、取得金額の上限は5億円としている。2018年1月末時点で700株を1.6百万円で取得しており、今後も株価状況を勘案しながら自己株式の取得を進めていくものと思われる。
また、株主優待制度も導入している。具体的な内容は、毎年6月末、12月末の株主に対して保有株数に応じて、海外用WiFiルーターレンタルサービス「グローバルWiFi」の利用券を贈呈すると言うもの。また、ウェアラブル翻訳デバイス「ili」についても無料※で利用可能としている。
※現在、「グローバルWiFi」サービス利用のユーザーにはオプション料金として「ili」を500円/日で提供している。
■情報セキュリティ対策
同社グループの事業では、サービスの基盤をインターネット通信網に依存していることから、情報セキュリティ対策や個人情報の管理に関しては経営の重要課題と位置付け、その対策に取り組んでいる。情報セキュリティ対策では外部からの不正アクセス遮断のためのファイアウォール構築やマルウェア対策などを行っている。個人情報管理については、個人情報保護法を遵守するとともに個人情報保護方針を定め、その取扱いに細心の注意を払っている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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ビジョン<9416>では株主に対する利益還元に関して経営の重要課題であると認識しているが、足元はビジネスの成長期であることから財務体質の強化と事業拡大のための投資を優先し、更なる企業価値の向上を目指すことが株主に対する最大の利益還元につながると考えている。このため、配当に関しては無配を継続し、当面は業績拡大に伴う株価上昇や自己株式取得に伴う1株当たり株主価値の向上により株主に報いていく方針を示している。
自己株式取得に関しては2017年 8月に発表している。取得期間は2018年8月16日までで、取得株数の上限は21.7万株(発行済株数の1.3%)、取得金額の上限は5億円としている。2018年1月末時点で700株を1.6百万円で取得しており、今後も株価状況を勘案しながら自己株式の取得を進めていくものと思われる。
また、株主優待制度も導入している。具体的な内容は、毎年6月末、12月末の株主に対して保有株数に応じて、海外用WiFiルーターレンタルサービス「グローバルWiFi」の利用券を贈呈すると言うもの。また、ウェアラブル翻訳デバイス「ili」についても無料※で利用可能としている。
※現在、「グローバルWiFi」サービス利用のユーザーにはオプション料金として「ili」を500円/日で提供している。
■情報セキュリティ対策
同社グループの事業では、サービスの基盤をインターネット通信網に依存していることから、情報セキュリティ対策や個人情報の管理に関しては経営の重要課題と位置付け、その対策に取り組んでいる。情報セキュリティ対策では外部からの不正アクセス遮断のためのファイアウォール構築やマルウェア対策などを行っている。個人情報管理については、個人情報保護法を遵守するとともに個人情報保護方針を定め、その取扱いに細心の注意を払っている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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