サイバーコム Research Memo(5):2018年12月期は12ヶ月決算に復帰、増収増益傾向の新たな成長ステージ
[18/03/27]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
■今後の見通し
● 2018年12月期の通期業績見通し
サイバーコム<3852>の2018年12月期業績見通しについては、売上高が11,500百万円、営業利益は580百万円、経常利益は580百万円、当期純利益は390百万円を予想している。前期が9ヶ月決算のため単純比較は難しいが、前年の同一期間(2017年1月〜12月)の実績値と比較してみると、売上高は6.6%増、営業利益が16.3%増、当期純利益が6.7%増となっている。
通信ソフトウェア開発において大手通信事業者の設備投資減の影響はあるものの、車載システム関連の制御ソフトウェア開発や企業向け業務ソフトウェア開発などに加えサービス事業も好調で、全体の売上高は伸長するものとみている。利益面では、事業拡大に向けた人材採用と技術者育成の強化や積極的な営業活動を行うための費用等を見込んでいる。前期は、通信ソフトウェア開発から他分野への一時的な要員転換や新規分野の技術者確保にかかる採用コストの増加、前々期末に実施した自社ビル取得にかかる費用増などを計上し、利益指標が縮小した。それを考慮すると、2018年12月期は増収効果の割には比較的保守的な利益目標値と考えられる。したがって、2018年12月期に通期業績予想値を達成することは、よほどの想定外リスクが生じない限りは問題ないだろう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 山田 秀樹)
<MH>
● 2018年12月期の通期業績見通し
サイバーコム<3852>の2018年12月期業績見通しについては、売上高が11,500百万円、営業利益は580百万円、経常利益は580百万円、当期純利益は390百万円を予想している。前期が9ヶ月決算のため単純比較は難しいが、前年の同一期間(2017年1月〜12月)の実績値と比較してみると、売上高は6.6%増、営業利益が16.3%増、当期純利益が6.7%増となっている。
通信ソフトウェア開発において大手通信事業者の設備投資減の影響はあるものの、車載システム関連の制御ソフトウェア開発や企業向け業務ソフトウェア開発などに加えサービス事業も好調で、全体の売上高は伸長するものとみている。利益面では、事業拡大に向けた人材採用と技術者育成の強化や積極的な営業活動を行うための費用等を見込んでいる。前期は、通信ソフトウェア開発から他分野への一時的な要員転換や新規分野の技術者確保にかかる採用コストの増加、前々期末に実施した自社ビル取得にかかる費用増などを計上し、利益指標が縮小した。それを考慮すると、2018年12月期は増収効果の割には比較的保守的な利益目標値と考えられる。したがって、2018年12月期に通期業績予想値を達成することは、よほどの想定外リスクが生じない限りは問題ないだろう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 山田 秀樹)
<MH>










SEO関連




