オーケストラ Research Memo(2):主力のデジタルマーケティング事業が売上の9割を占める
[18/04/11]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■事業概要
Orchestra Holdings<6533>はデジタルマーケティング事業、ライフテクノロジー事業、ソリューション事業の3事業を手掛けている。2017年12月期の事業別売上高は、主力事業であるデジタルマーケティング事業が5,487百万円(92.8%)と大半を占めており、ライフテクノロジー事業が300百万円(5.1%)、ソリューション事業が123百万円(2.1%)となっている。
1. デジタルマーケティング事業
デジタルアイデンティティが手掛けており、同グループの売上げの9割以上を占める主力事業である。デジタル媒体を使ってのマーケティングを中心に、次の3つのサービスを提供している。
(1) ディスプレイ広告、リスティング広告などの運用型広告サービス
(2) SEO最適化のためのHTML修正、コンテンツ企画・設計・運用、Web担当者への教育などを行うSEOコンサルティングサービス
(3)サイト制作、ランディングページ制作、バナー・メール制作を行うクリエイティブサービス
主力は運用型広告サービスである。同社独自のアイデンティティ設計(広告戦略立案時の設計)、ワンストップサービスなどが顧客の評価を受け、既存顧客からのアップセルや新規顧客の紹介などにつながり、市場成長率を越えて伸長している。2017年12月期は、医師限定のWeb広告メニュー(ドクリーチ)をリリースした。加えて、(株)セールスフォース・ドットコムから「Salesforce Consulting Partner」の認定を受け、(株)あゆたとデジタルアイデンティティの専門性を融合した一気通貫のサービス提供を始めるなど、事業間のシナジーを生かして新たなサービス展開を始めている。
2. ライフテクノロジー事業
ライフテクノロジーが主体となり、主にスマートフォン向けアプリの企画開発・販売を行っている。従来から手掛けていたチャット占いアプリ「ウラーラ」、恋愛相談に特化したチャットアプリ「コイウラ」に続き、2017年12月期は、メンタルヘルス分野における相談に特化した「メンタルケアーズ」、KDDIグループの(株)medibaと業務提携して「au占い」アプリのリリースなどを行った。その後もアイドルやタレントとの交流が身近になるライブ配信プラットフォーム「スカウトライブ」をリリースするなど、収益拡大を図っている。
3. ソリューション事業
ソリューション事業では、各種ゲーム、ツール系アプリ開発、Webシステム開発を行っており、2017年12月期第3四半期より事業を開始している。(株)あゆた、(株)セレッテのM&Aに続き、2018年2月に(株)グローバル・リサーチのITソリューション部門を(株)あゆたに迎え、2018年4月には(株)エス・エス・アヴェニューを子会社化するなど、開発体制をさらに強化している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 内山 崇行)
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Orchestra Holdings<6533>はデジタルマーケティング事業、ライフテクノロジー事業、ソリューション事業の3事業を手掛けている。2017年12月期の事業別売上高は、主力事業であるデジタルマーケティング事業が5,487百万円(92.8%)と大半を占めており、ライフテクノロジー事業が300百万円(5.1%)、ソリューション事業が123百万円(2.1%)となっている。
1. デジタルマーケティング事業
デジタルアイデンティティが手掛けており、同グループの売上げの9割以上を占める主力事業である。デジタル媒体を使ってのマーケティングを中心に、次の3つのサービスを提供している。
(1) ディスプレイ広告、リスティング広告などの運用型広告サービス
(2) SEO最適化のためのHTML修正、コンテンツ企画・設計・運用、Web担当者への教育などを行うSEOコンサルティングサービス
(3)サイト制作、ランディングページ制作、バナー・メール制作を行うクリエイティブサービス
主力は運用型広告サービスである。同社独自のアイデンティティ設計(広告戦略立案時の設計)、ワンストップサービスなどが顧客の評価を受け、既存顧客からのアップセルや新規顧客の紹介などにつながり、市場成長率を越えて伸長している。2017年12月期は、医師限定のWeb広告メニュー(ドクリーチ)をリリースした。加えて、(株)セールスフォース・ドットコムから「Salesforce Consulting Partner」の認定を受け、(株)あゆたとデジタルアイデンティティの専門性を融合した一気通貫のサービス提供を始めるなど、事業間のシナジーを生かして新たなサービス展開を始めている。
2. ライフテクノロジー事業
ライフテクノロジーが主体となり、主にスマートフォン向けアプリの企画開発・販売を行っている。従来から手掛けていたチャット占いアプリ「ウラーラ」、恋愛相談に特化したチャットアプリ「コイウラ」に続き、2017年12月期は、メンタルヘルス分野における相談に特化した「メンタルケアーズ」、KDDIグループの(株)medibaと業務提携して「au占い」アプリのリリースなどを行った。その後もアイドルやタレントとの交流が身近になるライブ配信プラットフォーム「スカウトライブ」をリリースするなど、収益拡大を図っている。
3. ソリューション事業
ソリューション事業では、各種ゲーム、ツール系アプリ開発、Webシステム開発を行っており、2017年12月期第3四半期より事業を開始している。(株)あゆた、(株)セレッテのM&Aに続き、2018年2月に(株)グローバル・リサーチのITソリューション部門を(株)あゆたに迎え、2018年4月には(株)エス・エス・アヴェニューを子会社化するなど、開発体制をさらに強化している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 内山 崇行)
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