Jストリーム---18/3期は営業利益が7.1%増、配信事業が伸長
[18/04/27]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 日本株
Jストリーム<4308>は26日、2018年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比10.5%増の61.01億円、営業利益が同7.1%増の3.57億円、経常利益が同6.1%増の3.68億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同39.5%増の2.87億円となった。
配信事業は、医薬系企業によるオンライン講演会等の情報提供に関連するライブ配信案件の受注が前年に比べ大きく伸長した。また報道関連の大容量情報配信案件があり、ネットワーク売上増につながった。
制作・システム開発事業は、WEB制作関連ではスポーツ関連情報サイトの開発や医薬オウンドメディアの構築、企業の海外販売向けサイトの構築等を実施し、前期並の推移となった。映像制作は医薬系企業での利用を中心に販売促進を図ったほか、顧客企業のライブスタジオの構築などを実施したが、子会社を含め軟調となった。またシステム関連としてTV局によるVOD配信関連の追加開発を実施した。
その他の売上高は、広告市場においてインストリーム広告からアウトストリームのSNS広告に関心がシフトしたことがあり、動画広告関連の売上が伸び悩んたが、第2四半期連結会計期間に子会社化したイノコス社の機器販売等売上が加わり、増収となった。
なお、子会社であったアップアローズを2017年3月31日付で解散したことに伴い、同社の繰越欠損金を引継ぐこととなったことから法人税額が減少、当期純利益が予想及び前期実績を大きく上回る水準となった。
2019年3月期通期については、売上高が前期比13.9%増の69.50億円、営業利益が同5.0%増の3.75億円、経常利益が同1.8%増の3.75億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同13.1%減の2.50億円を見込んでいる。
<MW>
配信事業は、医薬系企業によるオンライン講演会等の情報提供に関連するライブ配信案件の受注が前年に比べ大きく伸長した。また報道関連の大容量情報配信案件があり、ネットワーク売上増につながった。
制作・システム開発事業は、WEB制作関連ではスポーツ関連情報サイトの開発や医薬オウンドメディアの構築、企業の海外販売向けサイトの構築等を実施し、前期並の推移となった。映像制作は医薬系企業での利用を中心に販売促進を図ったほか、顧客企業のライブスタジオの構築などを実施したが、子会社を含め軟調となった。またシステム関連としてTV局によるVOD配信関連の追加開発を実施した。
その他の売上高は、広告市場においてインストリーム広告からアウトストリームのSNS広告に関心がシフトしたことがあり、動画広告関連の売上が伸び悩んたが、第2四半期連結会計期間に子会社化したイノコス社の機器販売等売上が加わり、増収となった。
なお、子会社であったアップアローズを2017年3月31日付で解散したことに伴い、同社の繰越欠損金を引継ぐこととなったことから法人税額が減少、当期純利益が予想及び前期実績を大きく上回る水準となった。
2019年3月期通期については、売上高が前期比13.9%増の69.50億円、営業利益が同5.0%増の3.75億円、経常利益が同1.8%増の3.75億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同13.1%減の2.50億円を見込んでいる。
<MW>