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テラ---1Qは売上高が1.07億円、膵臓がんに対する樹状細胞ワクチンの治験が順調に進捗

注目トピックス 日本株
テラ<2191>は11日、2018年12月期第1四半期(2018年1月-3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比61.8%減の1.07億円、営業損失が1.99億円(前年同期は0.64億円の損失)、経常損失が2.00億円(同0.85億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が2.10億円(同2.20億円の損失)となった。

セグメント別では、細胞医療事業は、患者に対する情報提供活動は、「がん治療セミナー」を契約医療機関と共同で、北海道、東京都、神奈川県、愛知県、兵庫県及び福岡県にて開催した。契約医療機関における樹状細胞ワクチン療法の症例数は、当第1四半期(2018年1月〜3月)で約100症例となり、設立以降の累計で約11,770症例となった。

医療支援事業は、CRO事業及び遺伝子検査サービス事業等を行っており、細胞培養関連装置等の受注販売事業を行っていた連結子会社バイオメディカ・ソリューション株式会社を前連結会計年度において連結の範囲から除外した。

医薬品事業は、膵臓がんに対する再生医療等製品としての樹状細胞ワクチンの承認取得を目指した活動を推進している。医師主導治験に治験製品を提供していることに加え、昨年12月には、アルフレッサ株式会社(本社:東京都千代田区)とのアライアンスとして、細胞製品の輸送に関するコンサルティング基本契約及び治験製品等輸送管理業務委受託契約を締結した。これにより、細胞製品の輸送に必要となる高品質な輸送体制の構築を行い、将来的には、治験製品のみならず、再生医療等製品として上市後の樹状細胞ワクチンを全国の医療機関に提供することを目指すとしている。現在、治験の第I相部分(安全性試験)が順調に進捗している。

2018年12月通期の連結業績予想は、売上高が前期比46.7%減の5.10億円、営業損失が10.60億円、経常損失が11.15億円、親会社株主に帰属する当期純損失が11.20億円とする期初計画を据え置いている。



<MH>

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