ラクオリア創薬 Research Memo(13):事業収益の安定増大で、資金調達は必要最低限になる見通し
[18/08/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■資金調達について
収益の黒字転換の道筋が一段とはっきりしてきたラクオリア創薬<4579>ではあるが、安定収益確保への途上にあることも事実であり、事業運営のための資金獲得は依然として重要な問題だ。同社は基本方針として、1)各年度末の事業運営のための資金残高について30億円を維持する、2)原則として運転資金は事業収益からの資金収入と事業費用圧縮効果により調達する、3)余剰資金は研究開発費に充当し、早期収益化を目指す、4)市場からの調達に際しては株主価値向上につながるような明確なEquity Storyを持った資金調達を提示・実行する、としている。これらは従来から変更はない。
弊社では、事業収益の構成要素として安定性の高いロイヤルティが加わったことや、事業収益が今後増収基調をたどると想定されることから、資金調達を行うにしても調達額は必要最低限に圧縮されるものと考えている。また事業の将来性が一段と明瞭となったことで、Debt(負債)による資金調達も有力な手段として検討対象となってくるとみている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)
<SF>
収益の黒字転換の道筋が一段とはっきりしてきたラクオリア創薬<4579>ではあるが、安定収益確保への途上にあることも事実であり、事業運営のための資金獲得は依然として重要な問題だ。同社は基本方針として、1)各年度末の事業運営のための資金残高について30億円を維持する、2)原則として運転資金は事業収益からの資金収入と事業費用圧縮効果により調達する、3)余剰資金は研究開発費に充当し、早期収益化を目指す、4)市場からの調達に際しては株主価値向上につながるような明確なEquity Storyを持った資金調達を提示・実行する、としている。これらは従来から変更はない。
弊社では、事業収益の構成要素として安定性の高いロイヤルティが加わったことや、事業収益が今後増収基調をたどると想定されることから、資金調達を行うにしても調達額は必要最低限に圧縮されるものと考えている。また事業の将来性が一段と明瞭となったことで、Debt(負債)による資金調達も有力な手段として検討対象となってくるとみている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)
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