ホットリンク Research Memo(5):当面は先行投資期間で無配を継続予定
[18/09/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■株主還元策とリスク要因
1. 株主還元策
ホットリンク<3680>は株主に対する利益還元に関して、将来的には配当による利益還元を予定しているものの、現時点においては、事業投資や人材の採用・育成などに積極的に資金を振り向け、収益拡大により企業価値の向上(=株価上昇)を図ることが、株主への最大の還元策になると考えている。このため、2018年12月期についても無配を継続する予定となっている。
2. リスク要因
事業のリスク要因としては、ソーシャルメディアデータ仕入先企業の経営方針転換による契約解除や、各国の法規制の変更等により、ソーシャルメディアデータの仕入れができなくなることが想定され、こうした場合には同社の業績にも影響が出る可能性がある。このうち、仕入先企業との関係だけで見れば、同社は既に国内外で多くのソーシャルメディアデータ利活用企業を顧客として抱えており、今後もクロスバウンドサービス事業等の成長により、データ購入量の増加が見込まれることから、契約が解除される可能性は極めて低いと弊社では考えている。
また、為替変動リスクについて見ると、Effyisの業績拡大によって2018年12月期第2四半期累計の海外売上比率が5割強の水準となっており、為替が円高に進んだ場合は、Effyisの業績部分が円換算で目減りするリスクがある。また、中国への販売プロモーション支援サービスについても、為替が元安円高になれば越境ECの流通額に影響を与えることになり、間接的なリスク要因となる。
■情報セキュリティ対策
同社の事業は、サービスの基盤を大規模なコンピューターサーバー群やインターネット通信網に依存しているため、情報セキュリティ対策についても経営の重要課題として捉えている。このため、顧客へのサービス提供が妨げられるようなシステム障害の発生やサイバーテロによるシステムダウン等を回避すべく、稼働状況の監視及びシステムの冗長化、マルウェア対策等を実施している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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1. 株主還元策
ホットリンク<3680>は株主に対する利益還元に関して、将来的には配当による利益還元を予定しているものの、現時点においては、事業投資や人材の採用・育成などに積極的に資金を振り向け、収益拡大により企業価値の向上(=株価上昇)を図ることが、株主への最大の還元策になると考えている。このため、2018年12月期についても無配を継続する予定となっている。
2. リスク要因
事業のリスク要因としては、ソーシャルメディアデータ仕入先企業の経営方針転換による契約解除や、各国の法規制の変更等により、ソーシャルメディアデータの仕入れができなくなることが想定され、こうした場合には同社の業績にも影響が出る可能性がある。このうち、仕入先企業との関係だけで見れば、同社は既に国内外で多くのソーシャルメディアデータ利活用企業を顧客として抱えており、今後もクロスバウンドサービス事業等の成長により、データ購入量の増加が見込まれることから、契約が解除される可能性は極めて低いと弊社では考えている。
また、為替変動リスクについて見ると、Effyisの業績拡大によって2018年12月期第2四半期累計の海外売上比率が5割強の水準となっており、為替が円高に進んだ場合は、Effyisの業績部分が円換算で目減りするリスクがある。また、中国への販売プロモーション支援サービスについても、為替が元安円高になれば越境ECの流通額に影響を与えることになり、間接的なリスク要因となる。
■情報セキュリティ対策
同社の事業は、サービスの基盤を大規模なコンピューターサーバー群やインターネット通信網に依存しているため、情報セキュリティ対策についても経営の重要課題として捉えている。このため、顧客へのサービス提供が妨げられるようなシステム障害の発生やサイバーテロによるシステムダウン等を回避すべく、稼働状況の監視及びシステムの冗長化、マルウェア対策等を実施している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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