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サイバーコム---3Q主力ソフトウェア開発事業、サービス事業ともに順調に推移

注目トピックス 日本株
サイバーコム<3852>は8日、2018年12月期第3四半期(18年1月-9月)決算を発表した。売上高が88.47億円、営業利益が4.58億円、経常利益が4.64億円、四半期純利益が3.15億円となった。なお、同社は2017年12月期より決算日を3月31日から12月31日に変更したことにより、対前年同四半期増減率については開示していない。

主力のソフトウェア開発事業の売上高は前年同一期間比13.1%増の72.27億円、営業利益は同12.8%増の9.50億円となった。通信ソフトウェア開発は国内外の通信システム案件が減少傾向で推移したが、制御ソフトウェア開発におけるECU(Electronic Control Unit)関連等の車載システム開発案件、半導体製造装置システム開発案件が好調に推移した。また、業務ソフトウェア開発についても、企業向け業務システム、生保システム、エネルギー関連システム、医療向けシステム、ECサイト構築、電子マネー・クレジット決済関連システム等の開発案件が好調に推移した。

サービス事業の売上高は前年同一期間比2.0%増の15.74億円、営業利益は同5.2%増の2.15億円となった。SIサービスは、社会インフラ及び金融系を中心とした仮想化、クラウドへの移行案件、サイバーセキュリティ対策案件や、通信キャリア向けの第5世代移動通信(5G)、ネットワーク構築関連の基地局検証案件が堅調に推移した。また、自社プロダクトである「Cyber Smart」シリーズ製品(Cyber IP-PBX、CyberCTI、Cyber Phone)については、クラウドサービスや年間保守の増加等により堅調に推移した。

2018年12月期の通期業績予想については、売上高が115.00億円、営業利益が5.80億円、経常利益が5.80億円、当期純利益が3.90億円とする期初計画を据え置いている。



<SF>

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