トーカイ---3Q累計減収も、病院関連・シルバー事業が堅調な健康生活サービスは3Q単独で前年同期を上回る
[21/02/09]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
トーカイ<9729>は5日、2021年3月期第3四半期(20年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.3%減の882.02億円、営業利益が同11.4%減の50.78億円、経常利益が同5.0%減の56.72億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同4.3%減の37.48億円となった。
健康生活サービスの売上高は前年同期比3.2%減の452.38億円、営業利益は同11.4%減の37.79億円となった。病院関連事業の戦略商品である「入院セット」「ネクサージ」及び商品販売が好調に推移したことや、シルバー事業の新規契約者の伸びが堅調に推移したことにより、第3四半期連結会計期間(20年10月-12月)では売上・利益ともに前年同期を上回った。20年4月‐12月の累計期間では、新型コロナウイルス感染拡大に伴うホテル・旅館稼働率低下の寝具・リネンサプライ事業及びクリーニング設備製造事業への影響により減収となり、利益面についても、医療現場などで業務を行う従業員に対する特別支援金支給の影響などで減益となった。
調剤サービスの売上高は前年同期比2.9%減の329.77億円、営業利益は同1.7%減の21.26億円となった。7店舗の出店及び2店舗の閉店により、138店舗の事業展開となった。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、長期処方が増加したことにより処方箋単価は上昇したものの、患者の受診控えや医療機関の外来診療縮小等により処方箋枚数が減少した。利益面については、技術料売上の減少に伴い利益が減少したものの、売上原価及び販管費の低減に努めた結果、利益は横ばいとなった。
環境サービスの売上高は前年同期比5.0%減の98.40億円、営業利益は同10.3%減の7.24億円となった。感染症対策需要により清掃事業の売上が堅調に推移し、リースキン事業においても衛生管理商品の売上が伸長した。しかしながら、取引先である飲食店等の業況悪化の影響を大きく受けた。
2021年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.5%増の1,213.81億円、営業利益が同20.6%減の62.75億円、経常利益が同19.9%減の65.52億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同18.6%減の42.75億円とする、直近に公表した予想を据え置いている。
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健康生活サービスの売上高は前年同期比3.2%減の452.38億円、営業利益は同11.4%減の37.79億円となった。病院関連事業の戦略商品である「入院セット」「ネクサージ」及び商品販売が好調に推移したことや、シルバー事業の新規契約者の伸びが堅調に推移したことにより、第3四半期連結会計期間(20年10月-12月)では売上・利益ともに前年同期を上回った。20年4月‐12月の累計期間では、新型コロナウイルス感染拡大に伴うホテル・旅館稼働率低下の寝具・リネンサプライ事業及びクリーニング設備製造事業への影響により減収となり、利益面についても、医療現場などで業務を行う従業員に対する特別支援金支給の影響などで減益となった。
調剤サービスの売上高は前年同期比2.9%減の329.77億円、営業利益は同1.7%減の21.26億円となった。7店舗の出店及び2店舗の閉店により、138店舗の事業展開となった。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、長期処方が増加したことにより処方箋単価は上昇したものの、患者の受診控えや医療機関の外来診療縮小等により処方箋枚数が減少した。利益面については、技術料売上の減少に伴い利益が減少したものの、売上原価及び販管費の低減に努めた結果、利益は横ばいとなった。
環境サービスの売上高は前年同期比5.0%減の98.40億円、営業利益は同10.3%減の7.24億円となった。感染症対策需要により清掃事業の売上が堅調に推移し、リースキン事業においても衛生管理商品の売上が伸長した。しかしながら、取引先である飲食店等の業況悪化の影響を大きく受けた。
2021年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.5%増の1,213.81億円、営業利益が同20.6%減の62.75億円、経常利益が同19.9%減の65.52億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同18.6%減の42.75億円とする、直近に公表した予想を据え置いている。
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