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ミアヘルサ---3Qは売上高が123.89億円、連結業績予想据え置き

注目トピックス 日本株
ミアヘルサ<7688>は12日、2021年3月期第3四半期(20年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が123.89億円、営業利益が1.61億円、経常利益が1.78億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が1.22億円となった。なお、2021年3月期第2四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しているため、対前年同四半期増減率については記載していない。

医薬事業の売上高は64.95億円、セグメント利益は3.84億円となった。新型コロナウイルス感染拡大の予防目的とした外来抑制や処方日数の長期化の影響を受け、処方箋枚数は前年同期比85.5%と大きく減少した。一方、処方箋単価は、長期処方の増加に加え、抗HIV薬、抗がん剤や希少疾患薬等の高額薬品の処方や、「かかりつけ薬局」としてのサービスの充実及び後発医薬品調剤体制加算の取得店舗数を増やしてきたこと、「在宅医療業務」等の推進により上昇した。なお、当第3四半期連結会計期間末における調剤薬局店舗数は、40店舗(前事業年度末比同数)となった。

介護事業の売上高は24.31億円、セグメント利益は0.98億円となった。新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、感染予防の観点から一部利用者の利用の自粛等もあり、通所介護を中心に利用者数は減少した。一方、2020年7月1日付で事業継承した2事業所、2020年8月1日にサービス付き高齢者向け住宅2階に開設した、”末期がんや難病の方”向けの住まい「在宅ホスピス専用フロア」及び、訪問看護事業所(1事業所)の利用者の増加が業績に寄与した。なお、当第3四半期連結会計期間末における介護事業所数・施設数は、60事業所(前事業年度末比3事業所増)となった。

保育事業の売上高は28.78億円、セグメント利益は2.39億円となった。2019年4月に開設した認可保育園、2019年4月から定員変更をした認可保育園及び2020年4月に開設した認可保育園の園児数が順調に増加したことにより業績に貢献した。また、2020年7月1日付で子会社化した東昇商事の保育園6園も業績に貢献している。なお、当第3四半期連結会計期間末における保育園数は32園(前事業年度末比9園増)となった。

その他(食品事業)の売上高は5.84億円、セグメント利益は0.12億円となった。学校給食部門では、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の影響で、2020年4月及び5月は足立区・葛飾区の公立の小中学校が全面休校になった。なお、6月からは分散登校による簡易給食がスタートし、さらに夏休みが登校日になり、売上は回復基調にあったが、累計期間において給食回数が減少したことにより学校給食部門の売上高は減少した。一方、同社グループがフランチャイジーとして店舗展開している銀のさら(3店舗)は、外出自粛や在宅勤務の普及等により、宅配食のニーズの高まりもあり、売上が堅調に推移した。

2021年3月期通期については、売上高が171.73億円、営業利益が2.52億円、経常利益が2.55億円、親会社株主に帰属する当期純利益が4.25億円とする。同社は、2020年3月期第4Qに新規保育園3園の開設に伴う設備等補助金収入が347,934千円計上されており、今年も3園開設が決まっているため同等の特別利益が計上される予定とし、2020年11月11日に公表した連結業績予想を据え置いている。




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