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ＣＡＣ　Ｈｏｌｄｉｎｇｓ<4725>の子会社であるシーエーシーは5日、製薬企業向けの営業支援ソリューションを統合したクラウドサービス「MR-Navi統合営業支援クラウド」の提供を開始すると発表。

「MR-Navi 統合営業支援クラウド」では、これまで企業に採用されてきたMR-Naviおよび実消化ソリューションに加え、2020年にリリースしたPromotion Mailを統合し、マスタ管理基盤とともにMRの情報提供活動におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)を強力に支援するSaaS(Software as a Service)を提供する。

製薬企業がオンプレミスやプライベートクラウド環境へ営業支援システムを導入すると、サーバー環境準備・ソフトウェアインストールから始まり、利用開始までに多くの費用と時間が必要となる。マルチテナント型SaaS形態とすることで、導入期間を最小化し、低価格で利用できることをコンセプトとしたサービスとしている。
コロナ禍で加速しているデジタル化の潮流を背景に、MRの情報提供活動においてもデータやデジタル技術を活用したDXへの対応が急務となっている。多くの企業のMR活動を支援してきた統合営業支援のソリューションを短期間、低価格で利用できるよう、マルチテナント型SaaSの環境整備を進めてきた。これまでシステム導入のための人員確保、利用コスト等の観点でMR活動のDXに一歩踏み出せなかった製薬企業においても、DXを実現することが可能となるという。
また、地方厚生局医療機関データをCACが収集・加工し、施設マスタに初期設定する無料オプションも用意している。





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