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DDホールディングス---21年2月期は売上高が234.83億円、経営合理化等を含む各種施策を実施

注目トピックス 日本株
DDホールディングス<3073>は14日、2021年2月期連結決算を発表した。売上高が前期比59.1%減の234.83億円、営業損失が97.03億円(前期は28.46億円の利益)、経常損失が90.34億円(同29.16億円の利益)、親会社株主に帰属する当期純損失が85.07億円(同14.42億円の利益)となった。

飲食セグメント5社を2020年9月1日付でダイヤモンドダイニングを合併存続会社とする吸収合併による方式で経営統合をすることを決議し、固定費の削減や各種契約の見直しを含めた一般管理費等の削減や不採算店舗の退店、人員の適正配置を見直すことで、コスト削減に努める一方で、資金面においては、安定的なグループ経営に資するよう、充分な手元流動性を確保するべく銀行からの借り入れなどを実行している。その他、第3四半期連結会計期間より、連結子会社であったゼットンは、第三者割当増資により持分比率が低下したため、連結の範囲から除外し、持分法適用の範囲に含めている。
飲食事業の売上高は前期比62.6%減の177.60億円、セグメント損失は70.79億円(前期は27.50億円の利益)となった。新型コロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言の発出や各自治体からの外出自粛や営業自粛要請に従った、営業時間の短縮や臨時休業及び「3密」を回避する消費者心理により来店客数は引き続き前年に比べ減少し、売上高は低調に推移した。直営店舗出退店等の状況は、9店舗の新規出店、4店舗の業態変更、49店舗の退店、及びゼットンが連結範囲から除外になった影響により70店舗減となり、計321店舗となった。

アミューズメント事業の売上高は前期比53.9%減の45.50億円、セグメント損失は11.76億円(前期は19.48億円の利益)となった。ビリヤード・ダーツ・カラオケ業態の各店舗において各種キャンペーンの実施、テイクアウト・デリバリーの需要増への対応等、複合カフェにおいては、鍵付き個室やFREE Wi-Fi完備の特性を生かしてテレワーク需要の取り込みを行う等、アミューズメント事業の各店舗において新規顧客の獲得並びに既存顧客の満足度向上に努めた。直営店舗出退店等の状況は、5店舗の退店により、計53店舗となった。

不動産サービス事業の売上高は11.72億円、セグメント利益は1.59億円となった。「Go To トラベル」等を目的とした国内旅行者の需要を最大限に取り込むため、様々な宿泊プランを提供した。また、ホテル運営カテゴリーについては、法人営業の実施、オペレーションの効率化を図り、コンテナ運営カテゴリーにおいては契約の中途解約を防ぐべく各種施策を実施し売上高は減少したものの、営業利益の減少を最小限に抑えることが可能となった。主な開業状況は、神奈川県茅ヶ崎市にホテル運営カテゴリーとして5棟目及び6棟目のホテルを開業した。

2022年2月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比41.8%増の332.97億円、営業利益が3.18億円、経常利益が2.97億円、親会社株主に帰属する当期純利益が2.30億円を見込んでいる。




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