ナノキャリア--- mRNA医薬の臨床開発に向け、日本医療研究開発機構と契約締結。アクセリードと新会社設立
[21/04/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
ナノキャリア<4571>は23日、アクセリードと共同で新会社PrimRNA(プライムルナ)を設立し、日本医療研究開発機構(AMED)と研究委託契約を締結したことを発表。PrimRNAでは、医療研究開発革新基盤創成事業(CiCLE)に採択された同社の核酸デリバリー技術を用いたmRNA医薬による再生医薬の開発を行う。
PrimRNAは、アクセリードの持つ非臨床関連の豊富な創薬経験やネットワークを最大限に活用し、同社が創成した世界初のmRNA医薬による関節軟骨の治療薬の創出を目指しており、このCicle事業において2024年中にmRNA医薬のGMP製造を確立し医師主導第I相臨床試験を実施、推奨投与量の決定および安全性を検証するとしている。
変形性関節症(OA)は国内で1000万人を超える患者数といわれ、高齢化に伴い患者の増加が予測されている。現在、対症療法が中心のOA治療に、これまでにない新しいmRNA医薬を投入することで、軟骨変性抑制を目的とする早期治療介入の選択肢を提供できるという。
同社とアクセリードは、新しいモダリティであるmRNA医薬の実用化に向けた活動を推進し、再生医療領域において、国産技術による新たなマーケットを創出し、mRNA医薬の新たな価値を創造していくとしている。
<ST>
PrimRNAは、アクセリードの持つ非臨床関連の豊富な創薬経験やネットワークを最大限に活用し、同社が創成した世界初のmRNA医薬による関節軟骨の治療薬の創出を目指しており、このCicle事業において2024年中にmRNA医薬のGMP製造を確立し医師主導第I相臨床試験を実施、推奨投与量の決定および安全性を検証するとしている。
変形性関節症(OA)は国内で1000万人を超える患者数といわれ、高齢化に伴い患者の増加が予測されている。現在、対症療法が中心のOA治療に、これまでにない新しいmRNA医薬を投入することで、軟骨変性抑制を目的とする早期治療介入の選択肢を提供できるという。
同社とアクセリードは、新しいモダリティであるmRNA医薬の実用化に向けた活動を推進し、再生医療領域において、国産技術による新たなマーケットを創出し、mRNA医薬の新たな価値を創造していくとしている。
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