冨士ダイス Research Memo(2):超硬合金製工具・金型(耐摩耗工具)製造の専業メーカー
[21/07/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■会社概要
1. 会社沿革並びに事業概要
冨士ダイス<6167>は超硬合金を用いた高精度の耐摩耗工具・金型の製造販売を主たる事業として展開し、超硬耐摩耗工具専業として長期にわたりトップシェアを堅持してきた。
同社の特徴は、製造工程においてユーザー要求に基づき、製品素材や用途に最適な工具・金型を設計した上で、粉末冶金技術を用い原料粉末の粉砕・混合・造粒から、焼結、機械加工、製品検査までの一貫生産体制により製品を提供している点にある。独立性を重んじ最大取引先でも売上高の2%程度に止まり、同業他社にも素材供給を行うなど、様々なオーダーに対応できる少量多品種生産に強みを持ち、高付加価値製品の販売で収益性を確保、素材売りが多い同業他社との差別化ができている。同社の主たる生産品である超硬耐摩耗工具の2020年度平均単価はおおよそ3,958円/個であるが、同社製品とは平均3から4倍の開きがあり、同社が少量多品種の高付加価値製品の販売が主であり、素材売り比率が高い同業との差となっている。
2. 事業内容
同社は超硬合金製を中心とした工具・金型(耐摩耗工具)製造に特化しており、主要取扱製品は4つに分類される。
2021年3月期における売上構成は、超硬製工具類27.6%、超硬製金型類23.9%、その他の超硬製品24.3%、超硬以外24.2%となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 岡本 弘)
<AS>
1. 会社沿革並びに事業概要
冨士ダイス<6167>は超硬合金を用いた高精度の耐摩耗工具・金型の製造販売を主たる事業として展開し、超硬耐摩耗工具専業として長期にわたりトップシェアを堅持してきた。
同社の特徴は、製造工程においてユーザー要求に基づき、製品素材や用途に最適な工具・金型を設計した上で、粉末冶金技術を用い原料粉末の粉砕・混合・造粒から、焼結、機械加工、製品検査までの一貫生産体制により製品を提供している点にある。独立性を重んじ最大取引先でも売上高の2%程度に止まり、同業他社にも素材供給を行うなど、様々なオーダーに対応できる少量多品種生産に強みを持ち、高付加価値製品の販売で収益性を確保、素材売りが多い同業他社との差別化ができている。同社の主たる生産品である超硬耐摩耗工具の2020年度平均単価はおおよそ3,958円/個であるが、同社製品とは平均3から4倍の開きがあり、同社が少量多品種の高付加価値製品の販売が主であり、素材売り比率が高い同業との差となっている。
2. 事業内容
同社は超硬合金製を中心とした工具・金型(耐摩耗工具)製造に特化しており、主要取扱製品は4つに分類される。
2021年3月期における売上構成は、超硬製工具類27.6%、超硬製金型類23.9%、その他の超硬製品24.3%、超硬以外24.2%となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 岡本 弘)
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