GMOペパボ---2022年に続き2023年もホスティング事業と金融支援事業が業績を牽引
[23/02/07]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
GMOペパボ<3633>は6日、2022年12月期連結決算を発表した。売上高が前期比11.4%減の105.31億円、営業利益が同17.6%減の7.32億円、経常利益が同20.8%減の7.67億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同28.7%減の5.10億円となった。
ホスティング事業の売上高は前年同期比8.3%増の51.53億円、セグメント利益は同18.5%増の17.29億円となった。レンタルサーバーサービス「ロリポップ!」においては、ブログ収益化・副業スタートパックの提供やドメインとの連携強化による上位プランの契約獲得に注力していることから、他プランからの契約乗り換えや、低単価プランの解約が増加し、契約件数は422,596件(前期末比0.8%減)となった。一方で、価格改定の効果や上位プランの契約比率が高まったことから、顧客単価は449円(前期比12.8%増)となった。ドメイン取得代行サービス「ムームードメイン」は、ドメイン更新率の向上により顧客単価が上昇したほか、主要ドメインの新規取得割引や各種キャンペーンを実施し、登録ドメイン数は1,186,748件(前期末比1.3%増)となった。
EC支援事業の売上高は同2.2%減の31.30億円、セグメント利益は同26.5%減の8.23億円となった。月額制ネットショップ作成サービス国内店舗数No.1「カラーミーショップ」においては、全国の優れたネットショップを表彰するコンテスト「カラーミーショップ大賞2022」を3年ぶりに実会場で開催したほか、無料で海外販売を始められる「Buyee Connect for カラーミーショップ」などのアプリストア強化を実施した。契約件数は、初期費用無料・月額利用料無料でネットショップを開設できるフリープランの利用が増加し50,663件(前期末比9.3%増)となった。また、2022年4月に実施した価格改定の効果により、月額有料プランの顧客単価は4,146円(前期比18.8%増)となった。オリジナルグッズ作成・販売サービス「SUZURI」においては、サービス初となるアクリルキーホルダーや拡大するペット産業市場に参入するためドッグTシャツなどの新規アイテムの取り扱いを開始し、登録会員数は135万人(前期末比27.5%増)となった。一方で、消費動向の変化による影響を受け、当年度における流通金額は26億円(前期比16.3%減)となった。
ハンドメイド事業の売上高は同1.2%減の16.50億円、セグメント利益は同63.5%減の0.82億円となった。ハンドメイドマーケット「minne」では、新カテゴリーとなる「アンティーク・ヴィンテージ」アイテムの取り扱いを開始したほか、「HandmadeMAKERS' with minne byGMOペパボ」へのブース出展やハンドメイド作品コンテストを藤久株式会社と共同開催するなどリアルイベントを強化し、作家・ブランド数は85万人(前期末比6.4%増)となった。利用者の購入を促進するためのキャンペーン等の販促強化を実施したが、消費動向の変化による影響を受け、当年度における流通金額は150億円(前期比0.5%減)となった。また、資源・エネルギー価格の高騰によるインフラ等のコストが増加した。
金融支援事業の売上高は同180.6%増の5.93億円、セグメント損失は0.26億円(前期は1.39億円の損失)となった。フリーランス向けファクタリングサービス「FREENANCE」においては、運送会社を中心に提携企業数が増加し、3者間取引による利用が拡大し、請求書買取額は86億円(前期比207.3%増)と大幅に増加した。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号2020年3月31日)等を当年度の期首から適用している。セグメントごとの経営成績の概況は、2021年12月期の遡及修正後の数値で前年累計期間との比較・分析を行っている。
2023年12月通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.1%増の110.64億円、営業利益が同17.1%増の8.57億円、経常利益が同8.3%増の8.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同12.4%増の5.73億円としている。
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ホスティング事業の売上高は前年同期比8.3%増の51.53億円、セグメント利益は同18.5%増の17.29億円となった。レンタルサーバーサービス「ロリポップ!」においては、ブログ収益化・副業スタートパックの提供やドメインとの連携強化による上位プランの契約獲得に注力していることから、他プランからの契約乗り換えや、低単価プランの解約が増加し、契約件数は422,596件(前期末比0.8%減)となった。一方で、価格改定の効果や上位プランの契約比率が高まったことから、顧客単価は449円(前期比12.8%増)となった。ドメイン取得代行サービス「ムームードメイン」は、ドメイン更新率の向上により顧客単価が上昇したほか、主要ドメインの新規取得割引や各種キャンペーンを実施し、登録ドメイン数は1,186,748件(前期末比1.3%増)となった。
EC支援事業の売上高は同2.2%減の31.30億円、セグメント利益は同26.5%減の8.23億円となった。月額制ネットショップ作成サービス国内店舗数No.1「カラーミーショップ」においては、全国の優れたネットショップを表彰するコンテスト「カラーミーショップ大賞2022」を3年ぶりに実会場で開催したほか、無料で海外販売を始められる「Buyee Connect for カラーミーショップ」などのアプリストア強化を実施した。契約件数は、初期費用無料・月額利用料無料でネットショップを開設できるフリープランの利用が増加し50,663件(前期末比9.3%増)となった。また、2022年4月に実施した価格改定の効果により、月額有料プランの顧客単価は4,146円(前期比18.8%増)となった。オリジナルグッズ作成・販売サービス「SUZURI」においては、サービス初となるアクリルキーホルダーや拡大するペット産業市場に参入するためドッグTシャツなどの新規アイテムの取り扱いを開始し、登録会員数は135万人(前期末比27.5%増)となった。一方で、消費動向の変化による影響を受け、当年度における流通金額は26億円(前期比16.3%減)となった。
ハンドメイド事業の売上高は同1.2%減の16.50億円、セグメント利益は同63.5%減の0.82億円となった。ハンドメイドマーケット「minne」では、新カテゴリーとなる「アンティーク・ヴィンテージ」アイテムの取り扱いを開始したほか、「HandmadeMAKERS' with minne byGMOペパボ」へのブース出展やハンドメイド作品コンテストを藤久株式会社と共同開催するなどリアルイベントを強化し、作家・ブランド数は85万人(前期末比6.4%増)となった。利用者の購入を促進するためのキャンペーン等の販促強化を実施したが、消費動向の変化による影響を受け、当年度における流通金額は150億円(前期比0.5%減)となった。また、資源・エネルギー価格の高騰によるインフラ等のコストが増加した。
金融支援事業の売上高は同180.6%増の5.93億円、セグメント損失は0.26億円(前期は1.39億円の損失)となった。フリーランス向けファクタリングサービス「FREENANCE」においては、運送会社を中心に提携企業数が増加し、3者間取引による利用が拡大し、請求書買取額は86億円(前期比207.3%増)と大幅に増加した。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号2020年3月31日)等を当年度の期首から適用している。セグメントごとの経営成績の概況は、2021年12月期の遡及修正後の数値で前年累計期間との比較・分析を行っている。
2023年12月通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.1%増の110.64億円、営業利益が同17.1%増の8.57億円、経常利益が同8.3%増の8.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同12.4%増の5.73億円としている。
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