スカラ---24年6月期減収なるも、人材事業・EC事業・インキュベーション事業の売上収益は増加
[24/08/15]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
*16:14JST スカラ---24年6月期減収なるも、人材事業・EC事業・インキュベーション事業の売上収益は増加
スカラ<4845>は14日、2024年6月期連結決算(IFRS)を発表した。Non-GAAP指標に基づく売上収益が前期比9.5%減の107.14億円、営業損失が2.03億円(前期は3.59億円の利益)、税引前損失が2.14億円(同3.37億円の利益)、親会社の所有者に帰属する当期損失が2.74億円(同1.94億円の利益)となった。
DX事業の売上収益は前年同期比18.7%減の58.65億円、セグメント損失は12.17億円(前年同期は3.50億円の利益)となった。既存サービス及び新規サービスの導入を加速しているが、今期の売上計上は一部に留まり、売上収益・利益は減少した。
人材事業の売上収益は同6.8%増の10.28億円、セグメント利益は同6.9%減の2.66億円となった。人材紹介・採用イベントともに成長を継続し、売上収益は前年同期に対して増加したが、新規事業開始に伴う体制整備等の先行投資の影響により、利益は前年同期に対して減少した。
EC事業の売上収益は同4.7%増の22.38億円、セグメント利益は同24.1%減の2.40億円となった。SEOやデータフィード広告をはじめとしたデジタルマーケティング等、快適なUI/UXの追求を継続していることが功を奏し、売上収益は前年同期に対して増加した。利益は外部環境に恵まれ前期活況を呈し急成長した一部タイトルの影響と、継続して取り組んでいるシステムの改修・改善や最新のテクノロジーの導入検討を積極的に推進していることから前年同期に対して減少した。
金融事業の売上収益は同2.3%減の12.16億円、セグメント損失は8.18億円(同1.96億円の損失)となった。利益率の高い新商品の販促活動により、保有契約件数は年間最高値を達成したが、新商品開発に伴う先行投資やウェブサイト・ランディングページの改修等のマーケティング施策を強化した費用が増加し、売上収益・利益は前年同期に対して減少した。
インキュベーション事業の売上収益は同9.4%増の2.94億円、セグメント損失は1.88億円(同2.03億円の損失)となった。新規事業の積極的な取り組みにより収益規模は徐々に拡大しているが、M&A関連等のサービス開発の費用が先行し、利益は前年同期に対して減少した。
IFRSに基づく2025年6月期通期の連結業績予想については、売上収益が前期比5.7%減の101.00億円、営業利益が5.50億円、税引前利益が5.40億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が3.40億円を見込んでいる。
<SI>
スカラ<4845>は14日、2024年6月期連結決算(IFRS)を発表した。Non-GAAP指標に基づく売上収益が前期比9.5%減の107.14億円、営業損失が2.03億円(前期は3.59億円の利益)、税引前損失が2.14億円(同3.37億円の利益)、親会社の所有者に帰属する当期損失が2.74億円(同1.94億円の利益)となった。
DX事業の売上収益は前年同期比18.7%減の58.65億円、セグメント損失は12.17億円(前年同期は3.50億円の利益)となった。既存サービス及び新規サービスの導入を加速しているが、今期の売上計上は一部に留まり、売上収益・利益は減少した。
人材事業の売上収益は同6.8%増の10.28億円、セグメント利益は同6.9%減の2.66億円となった。人材紹介・採用イベントともに成長を継続し、売上収益は前年同期に対して増加したが、新規事業開始に伴う体制整備等の先行投資の影響により、利益は前年同期に対して減少した。
EC事業の売上収益は同4.7%増の22.38億円、セグメント利益は同24.1%減の2.40億円となった。SEOやデータフィード広告をはじめとしたデジタルマーケティング等、快適なUI/UXの追求を継続していることが功を奏し、売上収益は前年同期に対して増加した。利益は外部環境に恵まれ前期活況を呈し急成長した一部タイトルの影響と、継続して取り組んでいるシステムの改修・改善や最新のテクノロジーの導入検討を積極的に推進していることから前年同期に対して減少した。
金融事業の売上収益は同2.3%減の12.16億円、セグメント損失は8.18億円(同1.96億円の損失)となった。利益率の高い新商品の販促活動により、保有契約件数は年間最高値を達成したが、新商品開発に伴う先行投資やウェブサイト・ランディングページの改修等のマーケティング施策を強化した費用が増加し、売上収益・利益は前年同期に対して減少した。
インキュベーション事業の売上収益は同9.4%増の2.94億円、セグメント損失は1.88億円(同2.03億円の損失)となった。新規事業の積極的な取り組みにより収益規模は徐々に拡大しているが、M&A関連等のサービス開発の費用が先行し、利益は前年同期に対して減少した。
IFRSに基づく2025年6月期通期の連結業績予想については、売上収益が前期比5.7%減の101.00億円、営業利益が5.50億円、税引前利益が5.40億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が3.40億円を見込んでいる。
<SI>