キットアライブ Research Memo(1):2024年12月期は8期連続の増収を見込む
[24/10/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
*14:01JST キットアライブ Research Memo(1):2024年12月期は8期連続の増収を見込む
■要約
キットアライブ<5039>は、札幌を拠点に、顧客関係管理(CRM)分野で世界最大手の米国企業Salesforce, Inc.が提供するCRMクラウドサービス「Salesforce」の「システム導入支援」及び「システム製品開発支援」の2軸で事業を展開している。システム開発の全工程をワンストップで顧客に提供し、「Salesforce」の新規開発、機能追加、仕様変更などの継続的な支援を行う。近年DX推進により大きく成長している国内のクラウドサービス市場に乗じて、全国の中小企業へリモートワークでの営業を拡大している。同社は、創立以来、北海道内外で累積取引社数を堅調に増やしている。2023年12月期は各段階利益で過去最高益を達成し、2024年12月期は創立以来8期連続増収を見込んでいる。
1. 2023年12月期の業績概要
2023年12月期は、売上高が前期比15.6%増の816百万円、営業利益が同7.5%増の197百万円、経常利益が同14.0%増の202百万円、当期純利益が同15.2%増の147百万円となった。ITエンジニア採用環境の激化により売上高の予実進捗率は90.1%にとどまったものの、営業利益以下の各段階利益は、過去最高益を記録した。日本のパブリッククラウド市場の成長に伴い、サービス需要が増加し、全国的に取引実績が拡大している。札幌を拠点にSalesforce導入支援や製品開発支援を展開し、2023年12月末までに18都道府県で顧客を獲得した。
2. 2024年12月期の業績見通し
2024年12月期は、売上高が前期比11.6%増の910百万円、営業利益が同38.1%減の121百万円、経常利益が同35.3%減の130百万円、当期純利益は同38.0%減の91百万円を見込んでいる。売上高は過去最高を見込むが、利益は減少の見通しだ。クラウドサービス市場の成長とDX加速に対応するため、人材育成と採用施策を強化している。特に、顧客とのコミュニケーションを増やすことで、顧客のビジネス理解を深め、持続的なサービス提供の実現を目指す。これにより、顧客のビジネス成功に貢献し、長期的な成長基盤を構築する。
■Key Points
・札幌を拠点として全国にクラウド型CRMの導入支援を行い、順調に成長
・2023年12月期の業績は、売上高の予実進捗率は90.1%にとどまるも、各段階利益は過去最高益を達成
・2024年12月期の業績は8期連続増収を予定
(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞)
<HN>
■要約
キットアライブ<5039>は、札幌を拠点に、顧客関係管理(CRM)分野で世界最大手の米国企業Salesforce, Inc.
1. 2023年12月期の業績概要
2023年12月期は、売上高が前期比15.6%増の816百万円、営業利益が同7.5%増の197百万円、経常利益が同14.0%増の202百万円、当期純利益が同15.2%増の147百万円となった。ITエンジニア採用環境の激化により売上高の予実進捗率は90.1%にとどまったものの、営業利益以下の各段階利益は、過去最高益を記録した。日本のパブリッククラウド市場の成長に伴い、サービス需要が増加し、全国的に取引実績が拡大している。札幌を拠点にSalesforce導入支援や製品開発支援を展開し、2023年12月末までに18都道府県で顧客を獲得した。
2. 2024年12月期の業績見通し
2024年12月期は、売上高が前期比11.6%増の910百万円、営業利益が同38.1%減の121百万円、経常利益が同35.3%減の130百万円、当期純利益は同38.0%減の91百万円を見込んでいる。売上高は過去最高を見込むが、利益は減少の見通しだ。クラウドサービス市場の成長とDX加速に対応するため、人材育成と採用施策を強化している。特に、顧客とのコミュニケーションを増やすことで、顧客のビジネス理解を深め、持続的なサービス提供の実現を目指す。これにより、顧客のビジネス成功に貢献し、長期的な成長基盤を構築する。
■Key Points
・札幌を拠点として全国にクラウド型CRMの導入支援を行い、順調に成長
・2023年12月期の業績は、売上高の予実進捗率は90.1%にとどまるも、各段階利益は過去最高益を達成
・2024年12月期の業績は8期連続増収を予定
(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞)
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