コニシ---2Q増収、ボンド事業では売上高・利益が順調に推移
[24/11/01]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
*16:14JST コニシ---2Q増収、ボンド事業では売上高・利益が順調に推移
コニシ<4956>は29日、2025年3月期第2四半期(24年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比0.7%増の657.74億円、営業利益が同1.1%減の48.86億円、経常利益が同0.8%減の51.66億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同1.5%減の33.47億円となった。
ボンド事業の売上高は前年同期比2.9%増の364.12億円、営業利益は同5.5%増の34.15億円となった。一般家庭用分野においては、ホームセンター向けやコンビニエンスストア向けは堅調に推移した。住関連分野においては、建築コストの上昇による新設住宅着工戸数の減少を受け、内装工事用接着剤等の既存製品の売上は減少したが、市場開拓を進めている建築資材向け水性接着剤は、新製品の採用が進んだことで売上が増加した。産業資材分野においては、新規開拓を進めている自動車・電子部品に使用される弾性接着剤や紙関連用途向けの水性接着剤等の拡販が進み、売上が増加した。建築分野および土木分野においては、改修工事案件の増加に伴い、建築用補修材や建築用シーリング材の売上が増加した。
化成品事業の売上高は同6.8%減の183.01億円、営業利益は同12.5%増の7.07億円となった。化学工業分野においては、中国景気減速の影響を受け樹脂原料の販売が減少した。自動車分野においては、生産台数の減少や仕入価格に連動する販売単価の下落等の要因により売上が減少した。電子電機分野においては、中国市場の停滞により売上は減少したが、スマートフォン向け商材の新機種への横展開や利益の改善により利益が増加した。丸安産業においては、半導体製造用商材の販売が減少した。
工事事業の売上高は同7.5%増の109.69億円、営業利益は同29.7%減の7.04億円となった。工事の長期化により当会計期間における完工件数が少なかったため利益は減少したが、工事は順調に進捗しており売上は増加した。なお、公共事業を中心としたインフラおよびストック市場の補修・改修・補強工事の受注活動は順調に進捗している
その他である不動産賃貸業等の売上高は同1.9%増の0.90億円、営業利益は同24.8%増の0.73億円となった。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.5%増の1,390.00億円、営業利益が同4.0%増の107.00億円、経常利益が同1.8%増の110.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.8%増の74.00億円とする期初計画を据え置いている。
<AK>
コニシ<4956>は29日、2025年3月期第2四半期(24年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比0.7%増の657.74億円、営業利益が同1.1%減の48.86億円、経常利益が同0.8%減の51.66億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同1.5%減の33.47億円となった。
ボンド事業の売上高は前年同期比2.9%増の364.12億円、営業利益は同5.5%増の34.15億円となった。一般家庭用分野においては、ホームセンター向けやコンビニエンスストア向けは堅調に推移した。住関連分野においては、建築コストの上昇による新設住宅着工戸数の減少を受け、内装工事用接着剤等の既存製品の売上は減少したが、市場開拓を進めている建築資材向け水性接着剤は、新製品の採用が進んだことで売上が増加した。産業資材分野においては、新規開拓を進めている自動車・電子部品に使用される弾性接着剤や紙関連用途向けの水性接着剤等の拡販が進み、売上が増加した。建築分野および土木分野においては、改修工事案件の増加に伴い、建築用補修材や建築用シーリング材の売上が増加した。
化成品事業の売上高は同6.8%減の183.01億円、営業利益は同12.5%増の7.07億円となった。化学工業分野においては、中国景気減速の影響を受け樹脂原料の販売が減少した。自動車分野においては、生産台数の減少や仕入価格に連動する販売単価の下落等の要因により売上が減少した。電子電機分野においては、中国市場の停滞により売上は減少したが、スマートフォン向け商材の新機種への横展開や利益の改善により利益が増加した。丸安産業においては、半導体製造用商材の販売が減少した。
工事事業の売上高は同7.5%増の109.69億円、営業利益は同29.7%減の7.04億円となった。工事の長期化により当会計期間における完工件数が少なかったため利益は減少したが、工事は順調に進捗しており売上は増加した。なお、公共事業を中心としたインフラおよびストック市場の補修・改修・補強工事の受注活動は順調に進捗している
その他である不動産賃貸業等の売上高は同1.9%増の0.90億円、営業利益は同24.8%増の0.73億円となった。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.5%増の1,390.00億円、営業利益が同4.0%増の107.00億円、経常利益が同1.8%増の110.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.8%増の74.00億円とする期初計画を据え置いている。
<AK>