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Pウォーター Research Memo(5):事業成長に伴い資産規模が拡大。収益力が向上し、健全な財務基盤を維持する

注目トピックス 日本株
*13:05JST Pウォーター Research Memo(5):事業成長に伴い資産規模が拡大。収益力が向上し、健全な財務基盤を維持する
■プレミアムウォーターホールディングス<2588>の業績動向

2. 財務状況
2025年3月末の資産合計は前期末比12,670百万円増の112,076百万円となった。そのうち流動資産は2,523百万円増となり、現金及び現金同等物の増加(1,338百万円増)及び営業債権及びその他の債権の増加(1,206百万円増)が主な要因となった。非流動資産は10,146百万円増の64,751百万円となった。その他の金融資産(主に投資有価証券が増加)が増加したこと、順調な顧客獲得に伴って有形固定資産(ウォーターサーバーを含む)、契約コストが増加したことなどが主な要因となった。

負債合計は前期末比10,366百万円増の87,003百万円となった。そのうち流動負債は14,819百万円増となり、有利子負債の増加(13,023百万円増)が主な要因である。非流動負債は4,452百万円減となり、有利子負債の減少(4,747百万円減)が主な要因である。資本合計は2,303百万円増の25,073百万円となった。主な増加要因は、親会社の所有者に帰属する当期利益の計上により利益剰余金が増加したことである。有利子負債合計では8,276百万円増となったが、新規顧客獲得に伴うウォーターサーバー調達が使途であり、好調な営業活動を反映したものである。

経営指標では、親会社所有者帰属持分比率(自己資本比率)が22.4%と3年連続で20%超となり、一定の短期的な安全性を維持する。現在は利益が拡大するフェーズに入っており、内部留保が蓄積し続けていることから、中期的な目標であった親会社所有者帰属持分比率20%以上を維持しており、今後は成長しながら、親会社所有者帰属持分比率30%を目指す。流動比率が109.9%(前期は158.5%)と低下したが、1年以内に償還予定の社債の増額が影響した。ROEは23.6%と経営効率の高さを示している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)



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