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アーレスティ Research Memo(6):2026年3月期中間期は国内自動車販売が回復し増収・増益で黒字回復

注目トピックス 日本株
*12:36JST アーレスティ Research Memo(6):2026年3月期中間期は国内自動車販売が回復し増収・増益で黒字回復
■アーレスティ<5852>の業績動向

1. 2026年3月期中間期の業績概要
2026年3月期中間期の連結業績は、売上高82,090百万円(前年同期比5.0%増)、営業利益1,804百万円(前年同期は253百万円の損失)、経常利益1,040百万円(前年同期は536百万円の損失)、親会社株主に帰属する中間純利益2,079百万円(前年同期は2,696百万円の損失)となった。為替レートが円高に推移し減収となる影響もあったが、主要顧客の国内自動車生産の回復などに伴いダイカスト事業の販売量が増加し、売上高はほぼ期初計画どおり着地した。中間期では同社の受注動向に米国関税の影響は見られなかったが、今後の動向を引き続き注視していく必要がある。

損益面では、販売量の増加に加えて、前期の生産体制合理化(東海・栃木の国内2工場、中国の広州阿雷斯提、阿雷斯提精密における人員規模適正化)や生産性改善による製造コストの削減などの収益構造改革に加え、主に米国における前期末の減損損失(約33億円)計上による減価償却費減少により、各段階利益は前年同期を大幅に上回り黒字回復した。ただし、米国工場の再建計画に対して一部遅れが出ており、営業利益は期初計画を96百万円下回った。細目としては、販売量の増加(価格是正分を含む)で744百万円、減価償却費低減で145百万円、製造コスト低減で430百万円、アルミ地金市況が落ち着いた影響で393百万円、アルミニウム事業及び完成品事業で80百万円、その他で265百万円が増益要因となった。

営業外費用では、シンジケートローン手数料140百万円、円高進行による外貨建て債権・債務の評価替えによる為替差損454百万円を計上し、経常利益は営業利益を下回り期初計画も560百万円下回った。一方、特別利益に阿雷斯提精密の株式売却益1,109百万円を計上し、メヒカーナにおける会計上の機能通貨(米ドル)と税務基準額計算上の現地通貨(メキシコペソ)の為替相場変動による繰延税金資産390百万円の計上もあり、親会社株主に帰属する中間純利益は営業利益を上回り、期初計画も279百万円上回った。

2. 事業セグメント別動向
(1) ダイカスト事業
a) ダイカスト事業 日本
主要顧客の国内自動車生産の回復により販売量が増加し、売上高は33,506百万円(前年同期比11.0%増)となった。セグメント利益は1,164百万円(前年同期は149百万円の損失)と前年同期を1,313百万円上回り黒字回復した。細目としては、販売量の増加で409百万円の増益、前期からの人員規模適正化、生産性改善を目指した収益改革プロジェクトによる製造コスト削減で403百万円の増益、前年度に高騰した地金価格の平準化で498百万円の増益となった。

b) ダイカスト事業 北米
為替レートが円高に推移し減収となった影響もあったが、北米市場においては主要顧客のHEV・PHEVの生産拡大による堅調な受注に加え、一過性の収益計上もあり売上高は26,428百万円(前年同期比3.4%増)となった。セグメント利益は78百万円(前年同期は419百万円の損失)と黒字を確保した。細目としては、販売量の増加で216百万円の増益、前期末の米国工場の減損計上による減価償却費の減少で197百万円の増益、米国工場の生産性改善などの製造コスト低減で98百万円の増益となった。なお、国別ではメキシコが引き続き堅調に利益を確保し、米国は前年同期比で損失幅を縮小したものの黒字確保には至らなかった。前期に収益の悪化した米国では黒字化に向けて再建計画に取り組んでおり、本社からの人材投入による現場マネジメントの強化を進めている。残業、離職率は低減傾向にあるが、個別製品の採算性の改善に向けた価格是正は顧客との調整に時間を要し、また不良によるコストである品質ロスが依然として大きく、生産性改善に向けた計画の進捗が遅れている。

c) ダイカスト事業 アジア
中国工場においては、主要顧客である日系自動車メーカーの販売不振が続いたが、2025年3月期下期の大手中国資本系メーカー向け製品の受注獲得やインドにおける受注増加により、売上高は17,282百万円(前年同期比0.4%増)となった。セグメント利益は166百万円(同34.9%減)と前年同期を下回った。細目としては、販売量の増加で119百万円の増益となったが、インド第2工場の稼働開始などに伴う減価償却負担増加で65百万円の減益、インドで一部製品の生産性改善が遅れたことによる製造コスト増加で100百万円の減益、アルミ地金市況の変動と製品価格への転嫁のズレで81百万円の減益となった。なお、中国工場では前期からの生産体制合理化により収益は確保した。

(2) アルミニウム事業・完成品事業
アルミニウム事業は、販売重量が前年同期比9.1%減少し、売上高は3,145百万円(同9.2%減)、セグメント利益は販売単価の上昇や原材料費の圧縮などにより94百万円(同34.0%増)と前年同期を上回った。完成品事業は、売上高は1,906百万円(同2.0%減)と前年同期とほぼ同水準で推移し、セグメント利益は個別物件ごとの原価低減などを推進した結果235百万円(同31.1%増)と前年同期を上回った。

3. 財務状況
2026年3月期中間期末の資産合計は前期末比3,182百万円減少の130,911百万円となった。流動資産は同724百万円減少し63,389百万円となった。現金及び預金が363百万円増加した一方、売上債権が522百万円、棚卸資産が980百万円減少した。固定資産は同2,458百万円減少し67,521百万円となった。有形固定資産が3,019百万円減少したことが主因だ。

負債合計は、同1,469百万円減少し80,636百万円となった。流動負債は同4,689百万円減少し58,980百万円となった。仕入債務が1,003百万円、短期借入金と1年内返済予定の長期借入金が3,381百万円減少した。固定負債は同3,220百万円増加し21,655百万円となった。長期借入金が3,438百万円増加したことが主因だ。純資産合計は50,275百万円と同1,713百万円減少した。利益剰余金が1,632百万円増加する一方、為替換算調整勘定が3,637百万円減少したことが主因だ。自己資本比率は38.3%と同0.4ポイント低下した。

営業活動によるキャッシュ・フローは、売上債権の増加194百万円、仕入債務の減少542百万円、未払消費税等の減少243百万円、関係会社株式売却益1,109百万円などの資金減少要因があったものの、税金等調整前中間純利益が2,220百万円、減価償却費5,585百万円などの資金増加要因が大きく、6,794百万円の収入となった。投資活動によるキャッシュ・フローは、阿雷斯提精密の株式売却による収入465百万円など資金増加要因はあったが、有形固定資産の取得に伴う支出5,855百万円など資金減少要因があり、5,667百万円の支出となった。フリー・キャッシュ・フローは1,127百万円の収入と前年同期の2,952百万円の支出から4,079百万円改善した。この資金を配当金の支払額445百万円、長短借入金のネット返済14百万円などの支出と、現預金の積み増し18百万円に充当し、ネット有利子負債(=長短借入金合計−現金及び預金、リース負債を除く)は26,289百万円と前期末より307百万円減少した。自己資本比率は前期末で低下したが、十分な営業キャッシュ・フローと現預金水準を確保し、引き続き財務の安全性、健全性を確保していると言えよう。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 松本章弘)




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