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概況からBRICsを知ろう〜ブラジル市場は7連騰、約5週間ぶりの高値更新
[14/03/26]
提供元：株式会社フィスコ
提供元：株式会社フィスコ
注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 48180.14 +0.39％
25日のブラジル市場は7営業日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比186.72ポイント高（+0.39％）の48180.14で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは42、値下がり28、変わらず3と買いが優勢。セクター別では、ヘルスケアや素材が買われた半面、通信や消費財が安い。
おおむねプラス圏で一進一退の展開となった。ボベスパ指数はこの日、終値ベースで2月14日以来の高値を更新。鉄鉱石大手ヴァーレ（VALE3）など資源銘柄の上昇が引き続き指数をサポートした。中国政府が景気対策を打ち出すとの期待が金属関連の買いにつながったもようだ。HSBCが発表した3月の中国製造業購買担当者指数（PMI、速報値）が8カ月ぶりの低水準を記録したことが背景にある。また、製薬大手ジアグノスティコス（DASA3）など堅調な四半期決算を発表した銘柄にも買いの動きが広がった。
【ロシア】MICEX指数 1324.44 +2.04％
25日のロシア市場は3営業日ぶりに大幅反発。主要指標のMICEX指数は前日比26.53ポイント高（+2.04％）の1324.44で取引を終了した。指数構成銘柄の値上がりは38、値下がり10、変わらず2と買いが優勢。MICEX指数はこの日、1300の大台を回復して引けた。
朝方は弱含みの展開を示したが、その後は上げ幅をじりじりと拡大させた。ウクライナ南部クリミア自治共和国のロシア編入をめぐり、現状では欧米が追加の制裁を加えないとの見方が支援材料。また、最近の下落でロシア株の値ごろ感も改めて意識されたもようだ。
【インド】SENSEX指数 22055.21 -0.001％
25日のインドSENSEX指数は横ばい。米国やアジアなど海外株式相場がさえない中、ひとまず利益を確定する売りが優勢。ただ、指数は前日に過去最高値を更新したとあり、その勢いが残って大台近辺では下げ渋った。総選挙やマクロ改善を受けた外国人機関投資家（FII）の買い意欲は継続しており、金融や資本財、電力など新政権での投資環境改善の恩恵が見込まれるセクターに物色が集中。半面、個別で悪材料の出たエネルギー関連の一角が大幅下落となった。
【中国本土】上海総合指数 2067.31 +0.05％
25日の上海総合指数は小幅に3営業日続伸。前日終値近辺でもみ合った。国務院（内閣に相当）が企業の買収・合併（M＆A）を推進する7つの措置を発表したことに加え、上海市における国営企業の改革が加速しているとの報道が支援材料。また、優先株規定の発表も引き続き追い風となった。一方、前日に発表されたHSBC中国製造業購買担当者指数（PMI、速報値）が8カ月ぶりの低水準を記録したことが投資家心理を慎重に傾かせた。
＜FA＞
25日のブラジル市場は7営業日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比186.72ポイント高（+0.39％）の48180.14で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは42、値下がり28、変わらず3と買いが優勢。セクター別では、ヘルスケアや素材が買われた半面、通信や消費財が安い。
おおむねプラス圏で一進一退の展開となった。ボベスパ指数はこの日、終値ベースで2月14日以来の高値を更新。鉄鉱石大手ヴァーレ（VALE3）など資源銘柄の上昇が引き続き指数をサポートした。中国政府が景気対策を打ち出すとの期待が金属関連の買いにつながったもようだ。HSBCが発表した3月の中国製造業購買担当者指数（PMI、速報値）が8カ月ぶりの低水準を記録したことが背景にある。また、製薬大手ジアグノスティコス（DASA3）など堅調な四半期決算を発表した銘柄にも買いの動きが広がった。
【ロシア】MICEX指数 1324.44 +2.04％
25日のロシア市場は3営業日ぶりに大幅反発。主要指標のMICEX指数は前日比26.53ポイント高（+2.04％）の1324.44で取引を終了した。指数構成銘柄の値上がりは38、値下がり10、変わらず2と買いが優勢。MICEX指数はこの日、1300の大台を回復して引けた。
朝方は弱含みの展開を示したが、その後は上げ幅をじりじりと拡大させた。ウクライナ南部クリミア自治共和国のロシア編入をめぐり、現状では欧米が追加の制裁を加えないとの見方が支援材料。また、最近の下落でロシア株の値ごろ感も改めて意識されたもようだ。
【インド】SENSEX指数 22055.21 -0.001％
25日のインドSENSEX指数は横ばい。米国やアジアなど海外株式相場がさえない中、ひとまず利益を確定する売りが優勢。ただ、指数は前日に過去最高値を更新したとあり、その勢いが残って大台近辺では下げ渋った。総選挙やマクロ改善を受けた外国人機関投資家（FII）の買い意欲は継続しており、金融や資本財、電力など新政権での投資環境改善の恩恵が見込まれるセクターに物色が集中。半面、個別で悪材料の出たエネルギー関連の一角が大幅下落となった。
【中国本土】上海総合指数 2067.31 +0.05％
25日の上海総合指数は小幅に3営業日続伸。前日終値近辺でもみ合った。国務院（内閣に相当）が企業の買収・合併（M＆A）を推進する7つの措置を発表したことに加え、上海市における国営企業の改革が加速しているとの報道が支援材料。また、優先株規定の発表も引き続き追い風となった。一方、前日に発表されたHSBC中国製造業購買担当者指数（PMI、速報値）が8カ月ぶりの低水準を記録したことが投資家心理を慎重に傾かせた。
＜FA＞
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