ナスダック100、週ボリンジャーバンドに接近後も戻り弱い
[14/04/12]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 外国株
2013年から短期的な安値圏に入ると戻りを試すだけでなく、パニック的な買いの動きが見られていたが、ハスマンファンズのハスマン氏によれば“extremely overvalued,overbought, overbullish”な状態が続いていた中で、今週に入りこの動きに陰りが見られている。
_NEW_LINE_ナスダック100はアップルやグーグル、マイクロソフトなどのメガキャップ以外にもフェイスブックやアマゾン、ギリアッドなど週別のチャートでみて前年トレンドラインから非常にかけ離れ上昇していたハイフライヤーを擁し、マーケットの動きを主導するナスダック100は短期的なチャート(240分)で見たRSIで週初7日から売られすぎになっているが前年と違い、戻りが鈍い。11日も午後に日中安値を更新して週ボリンジャーバンド(3425)に接近し、戻りを試したがその後の上昇時高値は3460付近で、07年高値と08年安値のフィボナッチ200%(3459.6)に留まり、その後再度下げた。
_NEW_LINE_また、戻りの鈍い動きはギリアッドなどのバイオや3Dシステムスなどの3D関連、フェイスブックやツイッターなどのソーシャルメディアだけでなく、ヴィザやマスターカードのような2013年にトレンドから非常に乖離されていた株にも見られる。
_NEW_LINE_なお、2014年第1四半期のトップセクターは前年後半大きな動きを見せなかった公益事業。また、高配当や自社株買いで知られている株(P&Gやモンサントなど)は最近買われている。
_NEW_LINE_ニューヨークストックエクスチェンジでの証拠金負債が昨年春から2007年時の水準を更新し、高水準での動きが続くなかで、最近は先のハイフライヤーが下げた後、午後にディフェンシブ銘柄も下げるケースが頻繁に見られる。
_NEW_LINE_ナスダック100は週ボリンジャーバンド(3425)を2012年末から触っておらず、スモールキャップでなすラッセル2000も2012年末から触っていない200日移動平均線(1105)に近づいているなかで、来週は、どちらも今週安値やこれらの水準を試した後に戻りを試すのならば2週間前から続く週高値が前週高値を下回るローワー・ハイ(ナスダック100で3602、ラッセル1160付近)を崩せば更に戻りを試す可能性が高い。なお、依然として大きなパニックセル的な動きは見られない。
_NEW_LINE_
<KG>









SEO関連




