概況からBRICsを知ろう〜インド市場は続伸、外国人投資家(FII)の買い継続が支援材料
[14/07/08]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 53801.83 -0.47%
7日のブラジル市場は3営業日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比254.07ポイント安(-0.47%)の53801.83で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは25、値下がり43、変わらず2と売りが優勢。金融を除くすべてのセクターが下落し、中でも通信や石油・ガスに売りが広がった。
小幅安で寄り付いた後はいったん下げ幅を拡大させたが、その後はやや値を戻した。5月のドイツの鉱工業生産が3カ月連続で下落し、約2年ぶりの大幅なマイナスを記録したことが嫌気され、鉄鉱石大手ヴァーレ(VALE3)など資源銘柄に売りが集中した。
【ロシア】MICEX指数 1513.72 +1.62%
7日のロシア市場は反発。主要指標のMICEX指数は前営業日比24.19ポイント高(+1.62%)の1513.72で取引を終了した。指数構成銘柄の値上がりは43、値下がり7と買いが優勢となった。
小幅安で寄り付いた後は買い戻され、その後も上げ幅をじりじりと拡大させた。大型銘柄の配当を狙う買いが指数をサポート。通信大手ロステレコム(RTKM)が3%以上の上昇を記録した。同社の権利確定日は7月14日となる。
【インド】SENSEX指数 26100.08 +0.53%
7日のインドSENSEX指数は続伸。外国人投資家(FII)の買い継続が支援材料。また、NY原油先物が軟調に推移していることもインフレ加速懸念をやや後退させた。政策面では、モディ新政権が国営企業の民営化を大幅に加速させるとの観測が好感された。政府筋によると、10日に発表される政府予算では、民営化計画が7000億ルピー(約1兆1830億円)まで拡大する公算が大きいという。予想通りなら直近4年間の合計になる。
【中国本土】上海総合指数 2059.93 +0.03%
7日の上海総合指数は小反発。小動きでスタートした後、もみ合う展開となった。足元の株価上昇を受けた利益確定売り圧力が根強かったほか、ベンチャー企業向け株式市場「創業板」が大きく下落したことが投資家心理を冷やした。一方、貿易統計などの発表を週内に控えて景気回復観測が強まっていることや政策期待は引き続き下支えに。前場はマイナス圏での推移が目立ったが、後場には下値を切り上げ、小高い水準で取引を終えた。
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