概況からBRICsを知ろう〜ロシア市場は3日ぶりに反落、原油安を受けてウエートの高い資源銘柄に売りが集中
[14/07/10]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 外国株
【ブラジル】休場
【ロシア】MICEX指数 1513.38 -0.22%
9日のロシア市場は3日ぶりに反落。主要指標のMICEX指数は前日比3.37ポイント安(-0.22%)の1513.38で取引を終了した。指数構成銘柄の値上がりは21、値下がり27、変わらず2と売りが優勢となった。
中盤に下値を模索する展開もあったが、その後は徐々に買い戻された。原油安を受けてウエートの高い資源銘柄に売りが集中。ロシアの主要輸出品である北海ブレント原油がこの日、ロンドン市場で1バレルあたり108.53米ドル(約1万1016円)で取引され、6月6日以来の安値を更新した。また、最近の上昇で買われ過ぎ感が強いとの指摘も浮上している。
【インド】SENSEX指数 25444.81 -0.54%
9日のインドSENSEX指数は続落。前日8日に発表された鉄道予算に対する失望感が広がった。ゴーダ鉄道相は8日、2014年度の鉄道予算を6545億ルピー(約1兆1061億円)とする方針を示した。また、インド商工会議連合会(FICCI)が2014年度の成長見通しを5.5%から5.3%に引き下げたことも嫌気された。弱いモンスーン(雨期)予報を受け、農業セクターの拡大ペースが予想以上に鈍化する可能性があると指摘した。
【中国本土】上海総合指数 2038.61 -1.23%
9日の上海総合指数は3営業日ぶり反落。終日軟調な値動きとなり、終値で1週間半ぶりの安値を付けた。朝方発表された6月の物価統計が市場予想よりもやや弱い数字となったことで、一部では景気の先行きに慎重な見方も浮上。翌10日から来週にかけて主要経済指標の発表が相次ぐことから、手控えムードが強まった。後場に入ると、ベンチャー企業向け株式市場「創業板」が下げ足を加速させたことが投資家心理に影響し、上海総合も一段安の展開となった。
<FA>










SEO関連




