米国株式相場 上昇、FOMC議事録で弱含むも引けにかけて上昇
[14/08/21]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
米国株式相場はまちまち。ダウ平均は59.54ドル高の16979.13、ナスダックは1.03ポイント安の4526.48で取引を終了した。夏季休暇シーズンで閑散取引となる中、小幅下落して始まったものの、緩やかに上昇に転じた。前回のFOMC(連邦公開市場委員会)議事録が公開され、良好な雇用情勢を背景に利上げのタイミングが早まる可能性があるとの見解が示されると一旦弱含んだものの、引けにかけて再び上げ幅を拡大する展開となった。S&P500指数は過去最高値目前に迫った。セクター別では、小売や資本財が上昇する一方でソフトウェア・サービスや食品・飲料・タバコが下落した。
レンタカーのハーツ・グローバル(HTZ)は、慎重な業績見通しを示して急落となったものの、著名投資家カール・アイカーン氏が同社株を大量取得したことが明らかになると下げ幅を縮小。一方でアパレルのアメリカン・イーグル・アウトフィッターズ(AEO)が好決算を発表して上昇。携帯電話キャリアのTモバイル(TMUS)は、仏イリアッド社が買収提示額の引き上げの為に、パートナー企業を探しているとの報道で堅調推移となった。大手行のバンク・オブ・アメリカ(BAC)は金融危機時の住宅関連証券を巡る不正に関して170億ドルで司法省などと和解に達し小幅高。
マーケット終了後にPCメーカーのヒューレット・パッカード(HPQ)が発表した決算は、減益ながらアナリスト予想に一致した。時間外取引では小幅下落して推移している。
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