米国株式相場 上昇、S&P500指数一時2000ポイントを上回る
[14/08/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
米国株式相場は上昇。ダウ平均は75.65ドル高の17076.87、ナスダックは18.80ポイント高の4557.35で取引を終了した。ドラギECB総裁の発言を受けた追加緩和期待で欧州株式相場が堅調推移となった流れを受けて買いが先行。企業買収なども好感され終日堅調推移となった。大型株で構成されるS&P500指数は、ザラ場で2000ポイントの水準を上回り過去最高値を更新したものの、引けにかけてはやや上げ幅を縮小した。セクター別では、銀行や各種金融が上昇する一方で半導体・半導体製造装置や食品・生活必需品小売が下落した。
ファストフードのバーガーキング(BKW)は、ドーナツチェーンのティムホートンズ(THI)と買収交渉を行っているとの報道で両社とも急騰。オンライン小売のアマゾン(AMZN)は、ビデオゲーム・ストリーミング企業の買収を発表して小幅高。小売のJCペニー(JCP)は、JPモルガンが強気の見方を示したことで堅調推移となった。一方で出前注文サイトのグラブハブ(GRUB)は、1千万株の増資を発表して軟調推移となった。
ティムホートンズはカナダを本社とするドーナツチェーンで、バーガーキングは買収によって本社をカナダに移転することで法人税の軽減(タックス・インバージョン)を目指すものと思われる。
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