米国株式相場 上昇、FOMC議事録を受け早期利上げ観測後退
[14/10/09]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
米国株式相場は上昇。ダウ平均は274.83ドル高の16994.22、ナスダックは83.39ポイント高の4468.59で取引を終了した。前日の地合引き継ぎ、朝方は売りが先行。しかし午後に公表された先月16・17日開催分のFOMC議事録で、欧州や中国などの経済成長鈍化やドル高を警戒する議論があったことが明らかとなった。これにより早期利上げへの懸念が後退、引けにかけて大きく上昇する展開となった。セクター別でも全面高となっており、特に医薬品・バイオテクノロジーや半導体・半導体製造装置の上昇が目立った。
会員制卸売のコストコ・ホールセール(COST)は予想を上回る決算を発表して上昇。セキュリティソフトのシマンテック(SYMC)は、企業分割の思惑から買われた。携帯端末メーカーのアップル(AAPL)は、著名投資家アイカーン氏がツイッターで、クックCEO宛の公開書簡を明日発表するとコメントし堅調推移。一方で百貨店のJCペニー(JCP)は投資家向け説明会で、慎重な見通しを示したことで下落した。同業のシアーズ(SHLD)は、一部の取引業者が商品の納入を拒んでいるとの報道で軟調推移となった。
マーケット終了後にアルミ大手のアルコア(AA)が発表した決算は、売上高及び利益とも予想を上回り、時間外取引で上昇して推移している。
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