28日の中国本土市場概況:大幅上昇、政策期待などで買い先行
[14/10/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
28日の中国本土市場は大幅上昇。主要指標の上海総合指数は、前日比47.43ポイント高(+2.07%)の2337.87ポイントと6日ぶりに反発した。上海A株指数は49.71ポイント高(+2.07%)の2447.63ポイント。外貨建てB株相場は、上海B株指数が4.05ポイント高(+1.59%)の259.08ポイント、深センB株指数が9.60ポイント高(+1.00%)の968.55ポイントで引けた。
自律反発狙いの買いが優勢。前日まで5日続落し、節目の2300ポイントを割り込むなど約1カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいたため、値ごろ感が着目されている。共産党第18期中央委員会第4回全体会議(四中全会)が先週に閉幕するなか、政策期待も改めて強まった。また、上海と香港の「相互乗り入れ」(両株式市場の相互取引開放)開始が延期されたことに関しても、共産党機関紙の人民日報が「無期限の延期はない」と伝えたことで過度の不安が後退している。指数は中盤から上げ幅を拡大した。
幅広い銘柄に買いが入り、上海総合の構成銘柄はほぼ全面高。なかでも、証券株の上げが目立つ。中国光大証券(601788/SH)が5.8%高、太平洋証券(601099/SH)が5.3%高で引けている。直近の同銘柄群は、相互乗り入れの延期を嫌気して大きく売られていた。このほか、海運・港湾株も高い。習近平・国家主席が27日、「自由貿易区を上海以外にも早期設置」する方針を示したことが材料視された。政策期待の強いインフラ関連株や、軍需関連株なども物色された。
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