概況からBRICsを知ろう〜ブラジル株式市場は反落、原油相場安を嫌気した石油ガス大手株安が指数下落を引っ張る展開に
[14/11/14]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 51846.03 -2.14%
13日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比1132.86ポイント安(-2.14%)の51846.03で取引を終えた。53322.89から51846.03まで下落し、安値引けとなった。指数構成銘柄での値上がりは8、値下がりは62であった。
原油相場の一段安を嫌気した石油ガス大手ペトロブラス(PETR3)の株安が、ボベスパ指数の下落を引っ張る展開になったもよう。また、第2次ルセフ政権の財務相人選について、「与党労働党は、前財務副大臣のバルボサ氏が選挙公約を実行する上で適任とみている」との一部報道がみられ、前日にメイエレス氏への期待から株高になった反動が出た可能性も。
【ロシア】MICEX指数 1492.27 -1.42%
13日のロシア株式市場は3日続落。主要指標のMICEX指数は前日比21.56ポイント安(-1.42%)の1492.27で取引を終了した。1522.84から1492.27まで下落し、安値引けとなった。
ウクライナ情勢をめぐり、欧州連合(EU)による対ロシア制裁強化の可能性への懸念が、引き続き相場の売り圧力になったもよう。さらに、ブレント原油が78ドル台まで一段安となったこと、また、ロシアの通貨ルーブル安により、米ドル建てのRTS指数が下落したことも、MICEX指数の下押し圧力となった。なお、EUの対ロシア制裁に絡む動向については、17日予定の外相会議では検討にとどめ、協議は12月の首脳会議まで先送りとの見方も。
【インド】SENSEX指数 27940.64 -0.24%
13日のインドSENSEX指数は4営業日ぶりに反落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比68.26ポイント安(-0.24%)の27940.64、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同25.45ポイント安(-0.30%)の8357.85で取引を終えた。
前半は底堅い展開を示したが、終盤に利益確定売りがやや優勢となった。連日の上昇を受けた反動から売り圧力がやや強まった。また、利下げが来年1月まで決定されないとの見通しも指数の足かせに。モンスーン期(雨期)を作期とするカリフ作の収穫量が前年比で大幅に減少すると予測され、消費者物価指数(CPI)に占める食料のウエートが高いため、いったん鈍化しているインフレ率が再び加速する恐れがあると警戒されている。そのため、インド準備銀行(中央銀行)来年1月まで大幅な政策変更を実施しないとみられている。
【中国本土】上海総合指数 2485.61 -0.36%
13日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比8.87ポイント安(-0.36%)の2485.61ポイントと反落した。
一進一退のなか下げる展開。上海総合指数は約3年ぶりの高値水準で推移していたため、いったん利益を確定する動きが優勢となった。後場の取引時間中に公表された10月経済指標の結果も重し。小売売上高が前年同月比で11.5%増(予想は11.6%増)、鉱工業生産が7.7%増(予想は8.0%増)とそれぞれ予想から下振れた。また、ハイテク株やバイオ株が多く、成長性の高いベンチャー企業向け市場の深セン創業板指数が2.2%安と大幅続落したことも投資家のセンチメントを冷やしている。
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13日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比1132.86ポイント安(-2.14%)の51846.03で取引を終えた。53322.89から51846.03まで下落し、安値引けとなった。指数構成銘柄での値上がりは8、値下がりは62であった。
原油相場の一段安を嫌気した石油ガス大手ペトロブラス(PETR3)の株安が、ボベスパ指数の下落を引っ張る展開になったもよう。また、第2次ルセフ政権の財務相人選について、「与党労働党は、前財務副大臣のバルボサ氏が選挙公約を実行する上で適任とみている」との一部報道がみられ、前日にメイエレス氏への期待から株高になった反動が出た可能性も。
【ロシア】MICEX指数 1492.27 -1.42%
13日のロシア株式市場は3日続落。主要指標のMICEX指数は前日比21.56ポイント安(-1.42%)の1492.27で取引を終了した。1522.84から1492.27まで下落し、安値引けとなった。
ウクライナ情勢をめぐり、欧州連合(EU)による対ロシア制裁強化の可能性への懸念が、引き続き相場の売り圧力になったもよう。さらに、ブレント原油が78ドル台まで一段安となったこと、また、ロシアの通貨ルーブル安により、米ドル建てのRTS指数が下落したことも、MICEX指数の下押し圧力となった。なお、EUの対ロシア制裁に絡む動向については、17日予定の外相会議では検討にとどめ、協議は12月の首脳会議まで先送りとの見方も。
【インド】SENSEX指数 27940.64 -0.24%
13日のインドSENSEX指数は4営業日ぶりに反落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比68.26ポイント安(-0.24%)の27940.64、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同25.45ポイント安(-0.30%)の8357.85で取引を終えた。
前半は底堅い展開を示したが、終盤に利益確定売りがやや優勢となった。連日の上昇を受けた反動から売り圧力がやや強まった。また、利下げが来年1月まで決定されないとの見通しも指数の足かせに。モンスーン期(雨期)を作期とするカリフ作の収穫量が前年比で大幅に減少すると予測され、消費者物価指数(CPI)に占める食料のウエートが高いため、いったん鈍化しているインフレ率が再び加速する恐れがあると警戒されている。そのため、インド準備銀行(中央銀行)来年1月まで大幅な政策変更を実施しないとみられている。
【中国本土】上海総合指数 2485.61 -0.36%
13日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比8.87ポイント安(-0.36%)の2485.61ポイントと反落した。
一進一退のなか下げる展開。上海総合指数は約3年ぶりの高値水準で推移していたため、いったん利益を確定する動きが優勢となった。後場の取引時間中に公表された10月経済指標の結果も重し。小売売上高が前年同月比で11.5%増(予想は11.6%増)、鉱工業生産が7.7%増(予想は8.0%増)とそれぞれ予想から下振れた。また、ハイテク株やバイオ株が多く、成長性の高いベンチャー企業向け市場の深セン創業板指数が2.2%安と大幅続落したことも投資家のセンチメントを冷やしている。
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