概況からBRICsを知ろう〜上海総合指数は値上がり、追加の金融緩和や景気テコ入れ策を打ち出すとの期待が根強い
[14/12/18]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 48713.64 +3.63%
17日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1706.13ポイント高(+3.63%)の48713.64で取引を終えた。47008.01から一時49257.88まで上昇した。指数構成銘柄での値上がりは64、値下がりは3、変わらず3であった。
来年1月発足するルセフ第2次政権のレビィ新財務相が、「ブラジル政府は財政支出を減らす必要がある」と発言。市場では、新経済チームが成長回復のために財政改革を進める、との好意的な観測が広がり、株高につながったとの見方。
【ロシア】MICEX指数 1413.79 -2.11%
17日のロシア株式市場は反落。主要指標のMICEX指数は前日比30.53ポイント安(-2.11%)の1413.79で取引を終了した。1389.63まで下落した後、1475.77まで上昇したが、引けにかけて下落に転じた。
ロシア中銀が、「銀行に時価会計を一時的に免除」、「必要があれば外貨レポを追加実施」、などの金融安定措置を計画と発表。それを好感して通貨ルーブルが急反発したが、前日のルーブル急落で上昇した輸出企業株が下落し、MICEX指数を圧迫した。また、取引終了後の米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表や、18日のプーチン大統領の会見への警戒感なども、相場の重しになったとみられる。
【インド】SENSEX指数 26710.13 -0.27%
17日のインドSENSEX指数は5営業日続落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比71.31ポイント安(-0.27%)の26710.13、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同37.80ポイント安(-0.47%)の8029.80で取引を終えた。
おおむねマイナス圏で推移した。ロシアの通貨ルーブルが米ドルに対して大幅に続落していることが新興国からの資金引き揚げ懸念を強めた。また、外国人投資家(FII)が売りを加速していることも足かせに。なお、FIIは16日、計124億7240万ルピー(約230億円)の株式を売り越した。
【中国本土】上海総合指数 3061.02 +1.31%
17日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比39.50ポイント高(+1.31%)の3061.02ポイントと4日続伸した。約4年1カ月ぶりの高値を切り上げている。
前日までの好地合いを継ぐ。直近で公表された経済指標が総じて弱いものだったため、当局が経済腰折れを回避するため、追加の金融緩和や景気テコ入れ策を打ち出すとの期待が根強い。上海総合指数はハイペースに上昇しているため、いったん利益を確定する動きもみられたが、中盤から上げが加速した。
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17日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1706.13ポイント高(+3.63%)の48713.64で取引を終えた。47008.01から一時49257.88まで上昇した。指数構成銘柄での値上がりは64、値下がりは3、変わらず3であった。
来年1月発足するルセフ第2次政権のレビィ新財務相が、「ブラジル政府は財政支出を減らす必要がある」と発言。市場では、新経済チームが成長回復のために財政改革を進める、との好意的な観測が広がり、株高につながったとの見方。
【ロシア】MICEX指数 1413.79 -2.11%
17日のロシア株式市場は反落。主要指標のMICEX指数は前日比30.53ポイント安(-2.11%)の1413.79で取引を終了した。1389.63まで下落した後、1475.77まで上昇したが、引けにかけて下落に転じた。
ロシア中銀が、「銀行に時価会計を一時的に免除」、「必要があれば外貨レポを追加実施」、などの金融安定措置を計画と発表。それを好感して通貨ルーブルが急反発したが、前日のルーブル急落で上昇した輸出企業株が下落し、MICEX指数を圧迫した。また、取引終了後の米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表や、18日のプーチン大統領の会見への警戒感なども、相場の重しになったとみられる。
【インド】SENSEX指数 26710.13 -0.27%
17日のインドSENSEX指数は5営業日続落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比71.31ポイント安(-0.27%)の26710.13、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同37.80ポイント安(-0.47%)の8029.80で取引を終えた。
おおむねマイナス圏で推移した。ロシアの通貨ルーブルが米ドルに対して大幅に続落していることが新興国からの資金引き揚げ懸念を強めた。また、外国人投資家(FII)が売りを加速していることも足かせに。なお、FIIは16日、計124億7240万ルピー(約230億円)の株式を売り越した。
【中国本土】上海総合指数 3061.02 +1.31%
17日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比39.50ポイント高(+1.31%)の3061.02ポイントと4日続伸した。約4年1カ月ぶりの高値を切り上げている。
前日までの好地合いを継ぐ。直近で公表された経済指標が総じて弱いものだったため、当局が経済腰折れを回避するため、追加の金融緩和や景気テコ入れ策を打ち出すとの期待が根強い。上海総合指数はハイペースに上昇しているため、いったん利益を確定する動きもみられたが、中盤から上げが加速した。
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