17日の香港市場概況:香港ハンセン指数は上昇、本土株の上昇などを好感
[15/02/17]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
17日の香港市場は上昇。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比58.35ポイント高(+0.24%)の24784.88ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が63.94ポイント高(+0.54%)の11998.51ポイントと、揃って4日続伸した。売買代金は467億1600万香港ドルに縮小し、今年最低に細った(16日は512億7500万香港ドル)。
本土株高が追い風。ギリシャ財政問題の不透明感で朝方は売られたものの、本日の本土市場で上海総合指数が7日続伸したことが材料視され、香港の主力銘柄にも徐々に買いが入った。中国人民銀行(中央銀行)の資金供給スタンスが続いていることを受けて、追加の金融緩和策が近く打ち出されるとの観測が市場で流れている。もっとも、上値は重い。春節連休(香港は18日が半日商い、19と20日が休場。本土は18〜24日まで休場)を前に、買いを手控える動きもみられた。
ハンセン指数の構成銘柄では、香港2位銀行の恒生銀行(11/HK)が1.3%、政府系港湾大手の招商局国際(144/HK)と香港電力大手の電能実業(6/HK)が揃って1.0%高と上げが目立った。時価総額上位の石油株や金融株、通信・ネット株などもしっかり。
インフラ関連株も物色された。交通インフラ整備の中国交通建設(1800/HK)が4.5%高、鉄道建設の中国鉄建(1186/HK)が2.4%高、同業の中国中鉄(390/HK)が2.0%高と値を上げた。「『一帯一路』構想(アジア地域のインフラ整備や経済交流を進める構想)を推進するためのシルクロード基金が昨年12月29日に登記され、すでに実際の業務を始めた」と報じられたことが支援材料になっている。
【亜州IR】
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