概況からBRICsを知ろう〜上海総合指数は値上がり、博鰲(ボアオ)アジアフォーラム開幕が好材料
[15/03/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 50094.66 -0.96%
27日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比485.19ポイント安(-0.96%)の50094.66で取引を終えた。50574.93から49908.52まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは23、値下がりは41、変わらず4であった。
イラン核協議(31日が「枠組み合意」の交渉期限)に対する進展期待から、NY原油先物価格が下落したことが、ブラジル株の売り圧力になった。この日発表のブラジルの10-12月期GDPは、前期比-0.1%の予想に対して+0.3%であった。しかし、10-12月期から政府が計算方式を変更したとされ(国際標準に合わせ、研究開発も計上)、材料視されなかったもよう。
【ロシア】MICEX指数 1571.55 -0.65%
27日のロシア株式市場は3日続落。主要指標のMICEX指数は前日比10.29ポイント安(-0.65%)の1571.55で取引を終了した。1594.31から1569.69まで下落した。
イラン核協議について(31日が「枠組み合意」の交渉期限)、ロハニ大統領が、英国、フランス、ロシア、中国の首脳と電話会談を行い、合意に向けて強い意欲を示したと伝えられ、ブレント原油先物価格が下落したこと。また、ロシア経済省が、2月のロシアGDPが前年比で2.3%減少(1月は1.5%減少)と発表したことが、ロシア株の売り圧力になった。
【インド】S&PムンバイSENSEX指数 27458.64(+0.00%)
27日のインドSENSEX指数は小動き。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比1.06ポイント高(+0.00%)の27458.64、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.01%(0.75ポイント)安の8341.40で取引を終えた。
中盤に利益確定売りに押されたが、その後は前日の終値近辺まで値を戻した。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢となった。政策面では、内閣が「海の首飾り(Sagar Mala)」構想を原則的承認し、国会の承認を求める方針を示したことがインフラ関連の物色手掛かりとなった。
【中国本土】上海総合指数 3691.10(+0.24%)
27日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比9.00ポイント高(+
0.24%)の3691.10ポイントと続伸した。約6年11カ月ぶりの高値水準を回復する。
政策期待が支え。博鰲(ボアオ)アジアフォーラムが昨日開幕したことが好材料だ(閉幕は29日)。フォーラムでは、「一帯一路」(シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロード)構想などが討議されることになっている。相場の過熱感が意識されるなか売られる場面がみられたものの、指数は中盤から改めて買いが優勢となった。
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27日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比485.19ポイント安(-0.96%)の50094.66で取引を終えた。50574.93から49908.52まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは23、値下がりは41、変わらず4であった。
イラン核協議(31日が「枠組み合意」の交渉期限)に対する進展期待から、NY原油先物価格が下落したことが、ブラジル株の売り圧力になった。この日発表のブラジルの10-12月期GDPは、前期比-0.1%の予想に対して+0.3%であった。しかし、10-12月期から政府が計算方式を変更したとされ(国際標準に合わせ、研究開発も計上)、材料視されなかったもよう。
【ロシア】MICEX指数 1571.55 -0.65%
27日のロシア株式市場は3日続落。主要指標のMICEX指数は前日比10.29ポイント安(-0.65%)の1571.55で取引を終了した。1594.31から1569.69まで下落した。
イラン核協議について(31日が「枠組み合意」の交渉期限)、ロハニ大統領が、英国、フランス、ロシア、中国の首脳と電話会談を行い、合意に向けて強い意欲を示したと伝えられ、ブレント原油先物価格が下落したこと。また、ロシア経済省が、2月のロシアGDPが前年比で2.3%減少(1月は1.5%減少)と発表したことが、ロシア株の売り圧力になった。
【インド】S&PムンバイSENSEX指数 27458.64(+0.00%)
27日のインドSENSEX指数は小動き。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比1.06ポイント高(+0.00%)の27458.64、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.01%(0.75ポイント)安の8341.40で取引を終えた。
中盤に利益確定売りに押されたが、その後は前日の終値近辺まで値を戻した。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢となった。政策面では、内閣が「海の首飾り(Sagar Mala)」構想を原則的承認し、国会の承認を求める方針を示したことがインフラ関連の物色手掛かりとなった。
【中国本土】上海総合指数 3691.10(+0.24%)
27日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比9.00ポイント高(+
0.24%)の3691.10ポイントと続伸した。約6年11カ月ぶりの高値水準を回復する。
政策期待が支え。博鰲(ボアオ)アジアフォーラムが昨日開幕したことが好材料だ(閉幕は29日)。フォーラムでは、「一帯一路」(シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロード)構想などが討議されることになっている。相場の過熱感が意識されるなか売られる場面がみられたものの、指数は中盤から改めて買いが優勢となった。
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