29日の香港市場概況:ハンセン指数は続伸、内外株高が追い風も上値は限定的
[15/07/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
29日の香港市場は値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比115.51ポイント(0.47%)高の24619.45ポイントと続伸し、本土企業株で構成されるH株指数が100.65ポイント(0.90%)高の11273.69ポイントと4日ぶりに反発した。売買代金は859億8900万香港ドルにとどまっている(28日は1152億7300万香港ドル)。
内外株高が追い風。本土市場で上海総合指数が引けにかけて一段高となったことや、昨夜のNYダウが買われたことを好感した。ただ、上値は限定的。米FOMCの結果発表を今夜(日本時間30日未明)に控え、米金融政策の動向を見極めたいとするスタンスが強まっている。
ハンセン指数の構成銘柄では、エネルギー株の上げが目立つ。天然ガス事業を展開する昆侖能源(135/HK)が4.1%高、石油大手の中国石油天然気(857/HK)が2.8%高、石炭最大手の中国神華能源(1088/HK)が2.7%高で引けた。カジノ関連株も急伸している。
農業関連の銘柄群も物色された。肥料販売で中国最大手の中化化肥HD(297/HK)が6.5%高、農機メーカー中国大手の第一トラクター(38/HK)が4.5%高、窒素系肥料メーカーの中海石油化学(3983/HK)が3.7%高と値を上げた。
エコ発電関連の銘柄群も軒並み上昇。ビル一体型ソーラー発電装置(BIPV)施工大手の中国興業太陽能技術HD(750/HK)が7.2%高、太陽光発電用シリコンインゴット生産の陽光能源HD(757/HK)が3.7%高、風力発電用ギア大手の中国高速伝動設備集団(中国高伝:658/HK)が4.1%高、風力発電プラント大手の新疆金風科技(2208/HK)が2.5%高、風力発電で中国最大手の龍源電力集団(916/HK)が2.4%高と買い進まれた。
【亜州IR】
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