概況からBRICsを知ろう〜ロシア株式市場は続落、ブレント原油先物が産油国間の増産凍結協議に対する先行き不透明
[16/03/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 51154.99 +0.62%
29日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比316.76ポイント高(+0.62%)の51154.99で取引を終えた。50387.33から51764.75まで上昇した。指数構成銘柄での値上がりは40、値下がりは20、変わらず1であった。
ブラジルが政治混迷や経済低迷から脱却する端緒となる、政権交代が近いのではないかとの期待感が引き続き株の下支えとなった。さらに、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が、「利上げに慎重な姿勢が特に正当化される」と述べ、4月利上げの可能性に対する警戒感が後退したことも、新興国ブラジルの株高につながった。
【ロシア】MICEX指数 1845.20 -0.22%
29日のロシア株式市場は続落。主要指標のMICEX指数は、前日比4.11ポイント安(-0.22%)の1845.20で取引を終了した。1850.93から一時1825.99まで下落した。
ブレント原油先物が、産油国間の増産凍結協議に対する先行き不透明感や、米国の原油在庫増の予想などから、一時38.76ドルまで続落したことが、ロシア株の売り圧力になった。一方、取引終了後にイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の講演が行われることで、買いには慎重になったもよう。
【インド】SENSEX指数 24900.46 -0.26%
29日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比65.94ポイント安(-0.26%)の24900.46、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同18.10ポイント安(-0.24%)の7597.00で取引を終えた。
前日の終値近辺でもみ合った。隣国であるパキスタン第2の都市ラホールの遊園地で自爆テロが発生したことが引き続き警戒された。また、中国本土などアジアの主要な株式市場が弱含みの展開を示したこともインド株の上値を押さえた。ほかに、今週後半に3月の中国の製造業購買担当者指数(PMI)や米雇用統計、来週前半にインド準備銀行(中央銀行)理事会が開催されるため、神経質な展開が継続した。
【中国本土】上海総合指数 2919.83 -1.28%
29日の上海総合指数は続落。主要指標の上海総合指数は、前日比37.99ポイント安(-1.28%)の2919.83ポイントに低下した。
上海総合指数が心理的節目の3000ポイント近辺で伸び悩む中、上値の重さが嫌気されている。上海市などで住宅購入規制の強化方針が発表されたことも、引き続き相場の重しとなった。セクター別の下落率は、ヘルスケアで2.14%、資本財で2.00%、一般消費財で1.93%、電気・通信で1.88%、ITで1.87%など。
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29日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比316.76ポイント高(+0.62%)の51154.99で取引を終えた。50387.33から51764.75まで上昇した。指数構成銘柄での値上がりは40、値下がりは20、変わらず1であった。
ブラジルが政治混迷や経済低迷から脱却する端緒となる、政権交代が近いのではないかとの期待感が引き続き株の下支えとなった。さらに、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が、「利上げに慎重な姿勢が特に正当化される」と述べ、4月利上げの可能性に対する警戒感が後退したことも、新興国ブラジルの株高につながった。
【ロシア】MICEX指数 1845.20 -0.22%
29日のロシア株式市場は続落。主要指標のMICEX指数は、前日比4.11ポイント安(-0.22%)の1845.20で取引を終了した。1850.93から一時1825.99まで下落した。
ブレント原油先物が、産油国間の増産凍結協議に対する先行き不透明感や、米国の原油在庫増の予想などから、一時38.76ドルまで続落したことが、ロシア株の売り圧力になった。一方、取引終了後にイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の講演が行われることで、買いには慎重になったもよう。
【インド】SENSEX指数 24900.46 -0.26%
29日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比65.94ポイント安(-0.26%)の24900.46、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同18.10ポイント安(-0.24%)の7597.00で取引を終えた。
前日の終値近辺でもみ合った。隣国であるパキスタン第2の都市ラホールの遊園地で自爆テロが発生したことが引き続き警戒された。また、中国本土などアジアの主要な株式市場が弱含みの展開を示したこともインド株の上値を押さえた。ほかに、今週後半に3月の中国の製造業購買担当者指数(PMI)や米雇用統計、来週前半にインド準備銀行(中央銀行)理事会が開催されるため、神経質な展開が継続した。
【中国本土】上海総合指数 2919.83 -1.28%
29日の上海総合指数は続落。主要指標の上海総合指数は、前日比37.99ポイント安(-1.28%)の2919.83ポイントに低下した。
上海総合指数が心理的節目の3000ポイント近辺で伸び悩む中、上値の重さが嫌気されている。上海市などで住宅購入規制の強化方針が発表されたことも、引き続き相場の重しとなった。セクター別の下落率は、ヘルスケアで2.14%、資本財で2.00%、一般消費財で1.93%、電気・通信で1.88%、ITで1.87%など。
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